Oracle Zero Data Loss Recovery Applianceリリース19.2.1.1.2での変更点

ZDLRAリリース19.2.1.1.2のOracle Zero Data Loss Recovery Applianceでの変更点は次のとおりです。

  • レプリケーション・ユースケース。場所を問わないバックアップ、リクエスト・モードおよび読取り専用が含まれるようになりました。

  • アーカイブ・ログのグループ化。保護されたデータベースのリアルタイムREDOによって生成されたアーカイブ・ログをより少ない数のテープ/クラウドにコピーされるバックアップ・セットにグループ化することで、クラウド/テープのパフォーマンスが向上します。

  • スマート増分バックアップ。増分バックアップが誤ってDISKまたは他のSBT宛先に作成されるRA仮想完全作成の問題を排除します。これらの問題を解決するには、以前はレベル0の新しいバックアップが必要でした。

  • DBMS_RAコマンドが変更されました。

    • ADD_REPLICATION_SERVER
    • COPY_BACKUP
    • COPY_BACKUP_PIECE
    • CREATE_PROTECTION_POLICY
    • CREATE_REPLICATION_SERVER
    • CREATE_SBT_JOB_TEMPLATE
    • CREATE_STORAGE_LOCATION
    • MOVE_BACKUP
    • MOVE_BACKUP_PIECE
    • QUEUE_SBT_BACKUP_TASK
    • UPDATE_REPLICATION_SERVER
  • リカバリ・アプライアンスのビューが変更されました。

    • RA_REPLICATION_CONFIG
    • RA_REPLICATION_PAIR
    • RA_REPLICATION_POLICY
    • RA_REPLICATION_SERVER
    • RA_REQUEST_BACKUP
    • RA_SERVER
    • RA_STORAGE_LOCATION
    • RA_TASK