プロジェクトへのシナリオの追加

使用可能な機械学習モデルのリストから選択し、モデルをプロジェクト内の既存のデータ・セットに結合してから、ビジュアライゼーション内の結果のモデル列を使用することにより、プロジェクト内でシナリオを適用できます。

シナリオでは、一連の仮想モデルの出力列を追加して、ブレンドされたレポートを作成できます。これは、プロジェクトにデータを直接追加して、ブレンドされたビジュアライゼーションを作成するのと同様です。特定のビジュアライゼーション内の関心があるデータのサブセットに対して予測値を使用できます。仮想データ・セットの列は物理的には存在しませんが、モデル出力を表し、その値はビジュアライゼーションで使用される際に動的に生成されます。
  1. シナリオを適用するプロジェクトを作成するかまたは開きます。
    「ビジュアル化」キャンバスで作業していることを確認します。
  2. シナリオを追加するには、次のいずれかを実行します。
    • 「追加」をクリックして「シナリオの作成」を選択します。
    • 「データ・パネル」でデータ・セットを右クリックし、「シナリオの作成」を選択します。
  3. 「シナリオの作成 - モデルの選択」ダイアログで、モデルの名前を選択して「OK」をクリックします。
  4. 「モデルへのデータのマップ」ダイアログで、様々なオプションを指定します。
    • 複数のデータ・セットが含まれているプロジェクトで「データ・セット」をクリックし、モデルにマップするデータ・セットを選択します。
    • 表で「列の選択」をクリックして、列をモデル入力と照合します。

      各モデルには、データ・セットからの対応する列と一致する必要がある入力(つまり、データ要素)があります。モデル入力のデータ型(つまり、列名)が列と一致する場合、入力と列は自動的に照合されます。モデル入力のデータ型がいずれの列とも一致しない場合は、適切なデータ要素を手動で指定する必要があります。

      「すべての入力の表示」をクリックして、モデル入力およびそれらと一致したデータ要素を表示します。あるいは、「照合されていない入力の表示」をクリックして、列と一致しないモデル入力を表示します。

  5. 「OK」をクリックし、結果のモデル列を「データ・パネル」に追加します。これで、データ・セット列とともにモデル列を使用できるようになりました。
  6. 1つ以上のデータ・セットおよびモデル列を「データ・パネル」から「ビジュアル化」キャンバスのドロップ・ターゲットにドラッグ・アンド・ドロップします。列をダブルクリックしてキャンバスに追加することもできます。
    1つ以上のシナリオを同じデータ・セットまたは異なるデータ・セットに追加できます。「データ・パネル」で、モデルを右クリックして次のいずれかのオプションを選択します。
    • シナリオの編集: 「モデルへのデータのマップ」ダイアログを開き、シナリオを編集します。
    • データの再ロード: シナリオの編集後にモデル列を更新します。
    • プロジェクトから除去: 「シナリオを除去しますか。」ダイアログを開き、シナリオを削除します。