A Oracle Key Vaultマルチマスター・クラスタの操作

クラスタ・ノードに対するOracle Key Vaultマルチマスター・クラスタ操作には、制限や条件があります。

表A-1 クラスタ・ノードに対するOracle Key Vaultマルチマスター・クラスタの操作

管理コンソールのタブおよび操作 読取り専用ノード 読取り専用制限モードの読取り/書込みノード 標準(読取り/書込み)モードでの読取り/書込みノード
「Home」タブ 制限はありません 制限はありません 制限はありません
「Endpoints」タブ
エンドポイント
  • 追加、削除
  • 一時停止、再開
  • 再エンロール
エンドポイント・グループ
  • グループの作成
  • グループの削除
エンドポイント設定の更新
読取り/書込みノードからのレプリケーションを介してのみ更新 読取り/書込みノードからのレプリケーションを介してのみ更新 このノードのクライアント・ツールを使用して直接更新

また、他の読取り/書込みノードからのレプリケーションによって更新

「Keys and Wallets」タブ
ウォレット
  • 作成、削除、編集
すべての項目
  • 削除
  • 編集
    • 更新
    • 取消し、破棄
    • ウォレット・メンバーシップの変更
読取り/書込みノードからのレプリケーションを介してのみ更新 読取り/書込みノードからのレプリケーションを介してのみ更新 このノードのクライアント・ツールを使用して更新。

また、他の読取り/書込みノードからのレプリケーションによって更新

「Reports」タブ

監査

  • 監査レポートの生成
  • 監査レコードのエクスポート
  • 監査レコードの削除
レポート
  • レポートの生成
アラート
  • アラートの表示
  • アラートの構成
制限はありません 制限はありません 制限はありません
「Users」タブ
ユーザー
  • 作成、削除
  • 競合ステータスのチェック
アクセス(ユーザー・グループ)の管理
  • 更新
  • ウォレット・アクセスの追加、削除
  • 追加、メンバーの削除
パスワードの変更
読取り/書込みノードからのレプリケーションによってのみ更新 読取り/書込みノードからのレプリケーションによってのみ更新 このノードのクライアント・ツールを使用して更新

また、他の読取り/書込みノードからのレプリケーションによって更新

ユーザー名およびユーザー・グループ名のステータスに基づいて、追加の考慮事項および制限があります。

「System」タブ
システム設定
  • 再起動、電源オフ
  • ネットワークの詳細の編集
  • ネットワーク・サービスの編集
  • システム時間の編集
  • DNSの編集
  • FIPSモードの有効化
  • Syslogの構成
  • Audit Vault統合の有効化
ノードを使用して、これらの設定を更新します。更新はノードに対してローカルです。 ノードを使用して、これらの設定を更新します。更新はノードに対してローカルです。 ノードを使用して、これらの設定を更新します。更新はノードに対してローカルです。

ここで、DNS設定およびシステム時間はクラスタに対して設定されていません。

「System」タブ
クラスタ・システム設定
  • システム時間の編集
  • DNSの編集
  • ノードの無効化の最大期間の編集
  • RESTfulサービスの有効化
  • Syslogの構成
読取り/書込みノードからのレプリケーションによってのみ更新 読取り/書込みノードからのレプリケーションによってのみ更新 このノードのクライアント・ツールを使用して更新

また、他の読取り/書込みノードからのレプリケーションによって更新

「System」タブ
監査設定、スコープ「Node」
  • 監査の有効化
  • 監査レコードのレプリケート
  • Syslogへの監査の送信
ノードを使用して、これらの設定を更新します。更新はノードに対してローカルです。 ノードを使用して、これらの設定を更新します。更新はノードに対してローカルです。 ノードを使用して、これらの設定を更新します。更新はノードに対してローカルです。
「System」タブ
監査設定、スコープ「Cluster」
  • 監査の有効化
  • 監査レコードのレプリケート
  • Syslogへの監査の送信
読取り/書込みノードからのレプリケーションによってのみ更新 読取り/書込みノードからのレプリケーションによってのみ更新 このノードのクライアント・ツールを使用して更新。

また、他の読取り/書込みノードからのレプリケーションによって更新

「System」タブ
電子メール設定
  • 編集
ノードを使用して、これらの設定を更新します。更新はノードに対してローカルです。 ノードを使用して、これらの設定を更新します。更新はノードに対してローカルです。 ノードを使用して、これらの設定を更新します。更新はノードに対してローカルです。
「System」タブ
モニタリング設定、スコープ「Node」
  • モニタリングの有効化
  • アクセスの制限
  • 編集
ノードを使用して、これらの設定を更新します。更新はノードに対してローカルです。 ノードを使用して、これらの設定を更新します。更新はノードに対してローカルです。 ノードを使用して、これらの設定を更新します。更新はノードに対してローカルです。
「System」タブ
モニタリング設定、スコープ「Cluster」
  • モニタリングの有効化
  • アクセスの制限
  • 編集
読取り/書込みノードからのレプリケーションによってのみ更新 読取り/書込みノードからのレプリケーションによってのみ更新 このノードのクライアント・ツールを使用して更新

また、他の読取り/書込みノードからのレプリケーションによって更新

「System」タブ
システム・バックアップ
  • 構成
  • バックアップの実行
  • リストアの実行
ノードを使用して、これらの設定を更新します。更新はノードに対してローカルです。

バックアップは、スタンドアロンのOracle Key Vaultサーバーにのみリストアできます。

バックアップのリストアは、クラスタ全体が失敗したため、再構築が必要なことを意味します。

ノードを使用して、これらの設定を更新します。更新はノードに対してローカルです。

バックアップは、スタンドアロンのOracle Key Vaultサーバーにのみリストアできます。

バックアップのリストアは、クラスタ全体が失敗したため、再構築が必要なことを意味します。

ノードを使用して、これらの設定を更新します。更新はノードに対してローカルです。

バックアップは、スタンドアロンのOracle Key Vaultサーバーにのみリストアできます。

バックアップのリストアは、クラスタ全体が失敗したため、再構築が必要なことを意味します。

「System」タブ
コンソール証明書
  • 生成、アップロード
ノードを使用して、これらの設定を更新します。更新はノードに対してローカルです。 ノードを使用して、これらの設定を更新します。更新はノードに対してローカルです。 ノードを使用して、これらの設定を更新します。更新はノードに対してローカルです。
「System」タブ
SSHトンネル設定
  • 追加、削除
  • 編集
ノードを使用して、これらの設定を更新します。更新はノードに対してローカルです。 ノードを使用して、これらの設定を更新します。更新はノードに対してローカルです。 ノードを使用して、これらの設定を更新します。更新はノードに対してローカルです。
「System」タブ
HSM
  • すべての操作
ノードを使用して、これらの設定を更新します。更新はノードに対してローカルです。 ノードを使用して、これらの設定を更新します。更新はノードに対してローカルです。 ノードを使用して、これらの設定を更新します。更新はノードに対してローカルです。
「Cluster」タブ
「Management」セクション
  • ノードの追加
  • ノードの削除
  • ノードの強制削除
  • ノードの無効化
  • ノードの有効化
ACTIVE状態のノードは、ノードの追加、削除、強制削除または無効化に使用できます。

ノードを追加する場合、「Add Node as a Read-Write Peer」を選択すると、読取り/書込みペアが作成されます。

有効化できるのは、無効化されたノードのみです。

削除および強制削除には、示されているような特別な考慮事項があります。

ACTIVE状態のノードは、ノードの追加、削除、強制削除または無効化に使用できます。

ノードを追加する場合、このノードは読取り/書込みペアにすでに存在するため、新規ノードに読取り/書込みピアとして追加できません。

有効化できるのは、無効化されたノードのみです。

削除および強制削除には、示されているような特別な考慮事項があります。

ACTIVE状態のノードは、ノードの追加、削除、強制削除または無効化に使用できます。

ノードを追加する場合、このノードは読取り/書込みペアにすでに存在するため、新規ノードに読取り/書込みピアとして追加できません。

有効化できるのは、無効化されたノードのみです。

削除および強制削除には、示されているような特別な考慮事項があります。

「Cluster」タブ
モニタリング
  • 情報の表示
  • リンク状態の有効化、無効化
ノードは、これらの設定にアクセスして更新できます。更新はノードに対してローカルです。 ノードは、これらの設定にアクセスして更新できます。更新はノードに対してローカルです。 ノードは、これらの設定にアクセスして更新できます。更新はノードに対してローカルです。
「Cluster」タブ
競合解決
  • 編集
  • 受入れ
ノードは、競合にアクセスできますが、解決できません。

更新は、レプリケーションを介してクラスタ内のアクティブな読取り/書込みノードからのみ受信されます。

ノードは、競合にアクセスできますが、解決できません。

更新は、レプリケーションを介してクラスタ内のアクティブな読取り/書込みノードからのみ受信されます。

ノードは、競合にアクセスして解決できます。

更新は、クラスタ内の他のすべてのノードに伝播されます。

読取り/書込みペアの結合 読取り専用ノードからのインダクションを介してのみ。「Add Node as Read-Write Peer」「Yes」に設定されている必要があります。 該当なしこのノードはすでに読取り/書込みペアのメンバーであるため、このノードから読取り/書込みピアに対してレプリケーションが再び使用可能になると、読取り/書込み状態に戻ります。 該当なし