第I部 概念および使用方法
このマニュアルは、次の3部で構成されています。
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第I部では、Workspace Managerの概要と使用方法について説明します。
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リファレンス情報では、Workspace ManagerのPL/SQL API (DBMS_WMパッケージ)および静的データ・ディクショナリ・ビューに関するリファレンス情報を示します。
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「補足情報」では、補足情報(付録および用語集)を示します。
第I部は、Workspace Managerについて効率的に理解できるように編成されています。最初に基本的な概念と手法について説明してから、より高度な情報(Workspace Managerイベントと有効期間のサポートなど)について説明します。第I部は、次の章で構成されています。
- Workspace Managerの概要
Oracle Workspace Manager (Workspace Managerとも呼ばれる)は、作業領域を作成し、バージョンが異なる表の行の値を異なる作業領域にグループ化できるインフラストラクチャを提供します。 - Workspace Managerイベント
ある種のアプリケーションでは、Workspace Manager操作の内容を認識し、それに基づいてなんらかのアクションを実行する必要があります。数種類のWorkspace Manager操作をイベントとして取得できます。 - Workspace Managerの有効期間のサポート
この章では、バージョン対応表を使用した有効期間(有効日付)のサポートについて説明します。