19.2.1 ADD_SQL_CONNECTION_TESTプロシージャ
このプロシージャは、計画メンテナンスが開始される前の、セッションの排出中に使用する新しい接続テストを追加します。このプロシージャは、SQL接続テストが標準テストでカバーされていない場合に使用します。このテストは、追加されたときに有効になります。オプションのサービス名修飾子が指定されている場合、テストはそのサービス名にのみ適用されます。
構文
DBMS_APP_CONT_ADMIN.ADD_SQL_CONNECTION_TEST ( connection_test IN VARCHAR2 service_name IN VARCHAR2 DEFAULT NULL);
パラメータ
表19-2 ADD_SQL_CONNECTION_TESTプロシージャのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
接続のテストおよび排出に使用されるSQLテキスト。 |
|
オプションのサービス名修飾子。 |
使用上のノート
ADD_SQL_CONNECTION_TESTプロシージャ
は、計画メンテナンスが開始される前のセッション排出用の接続テストを追加します。接続テストはアプリケーションで使用され、排出対象としてマークされている接続をテストします。セッションは、サービスまたはPDBの停止操作および再配置操作で排出するために設定されます。排出中にRDBMSが接続をクローズするように設定されている場合は、計画メンテナンス中にエラーが表示されません。CONNECTION TESTは必要な数だけ入力できます。これらは、計画メンテナンス中にのみ使用されます。このテストは、すべてのRACインスタンスに適用されます。
サービス修飾子の可用性に関する最新の更新は、オンライン・ドキュメントを参照してください。
追加された接続を表示するには、ビューDBA_CONNECTION_TESTS
を問い合せます。
このプロシージャの所有者はSYS
であり、CDB$ROOT
レベルまたはPDB
レベル、またはマルチテナントでない場合はディクショナリ・レベルで実行するためにユーザーに付与されます。