4 オペレーティング・システム・リソースのメトリックの収集
クラスタ状態モニターを使用して、診断データを収集し、重要なオペレーティング・システム・リソースのパフォーマンスの状態の悪化や障害を分析します。
Oracle Cluster Health Monitorをローカル・モードで動作するよう構成し、GIMRをデプロイしていない場合でもoclumon dumpnodeview
コマンドを使用してオペレーティング・システム・メトリックをレポートできるようになりました。
ローカル・モードでは、ローカル・ノード・データのみを取得できます。ローカル・モードにより、GIMRをインストールしていないデプロイメントでのOracle Cluster Health Monitorの機能は制限されます。以前のリリースのOracle Cluster Health Monitorでは、oclumon dumpnodeview
コマンドを使用してオペレーティング・システム・メトリックをレポートするにはGIMRが必要でした。
- クラスタ状態モニター・サービスの理解
クラスタ状態モニターでは、システム監視サービス(osysmond
)およびクラスタ・ログ出力サービス(ologgerd
)を使用して診断データを収集します。 - クラスタ状態モニター・データの収集
クラスタ内の任意のノードから、クラスタ状態モニター・データを収集します。 - Enterprise Manager Cloud Controlからのクラスタ状態モニターの使用
リアルタイム・モードおよび履歴モードで表示されるヒストグラムを使用して、状態の悪化や障害の発生時に何が起こったのかを正確に理解できます。
関連項目
親トピック: クラスタの自動監視