自動索引最適化
索引に対するADOポリシーにより、既存の自動データ最適化(ADO)機能が拡張されて、索引の圧縮および最適化の機能が提供されます。Oracle Databaseの顧客は、情報ライフサイクル管理(ILM)の要件を満たすために圧縮階層化および記憶域階層化を利用することに関心があります。既存のADO機能を使用すると、最小限のユーザー操作で、データ表とパーティションの圧縮階層化および記憶域階層化を自動的に強制するポリシーを設定できます。
データベースでは、索引が大量のデータベース領域に関与することがあります。パフォーマンスを犠牲にせずに索引の領域要件を減すには、データ・セグメント用の既存の自動データ最適化機能と同様のILMアクションが必要です。この新しい索引圧縮および最適化機能を使用すると、同じADOインフラストラクチャで索引を自動的に最適化することもできます。データ・セグメント用のADOと同様、この自動索引圧縮および最適化機能では、索引の圧縮、縮小、再構築などのアクションを通して索引を自動的に最適化するポリシーを設定できるようにすることで、索引に対するILMが実現されます。
- 詳細: 自動索引最適化
このページでは、索引のセグメント移動、圧縮および最適化の機能を提供するために表の既存の自動データ最適化(ADO)機能が拡張されている、索引の自動データ最適化ポリシーについて詳しく説明します。 - 演習: 索引のストレージ階層化ADOポリシーの実装
この演習では、自動データ最適化ポリシーで定義された特定の条件に応じて、別の表領域への索引の移動を自動化する方法を示します。 - 演習: 索引の最適化ADOポリシーの実装
この演習では、自動データ最適化ポリシーで定義された特定の条件に応じて、既存の自動データ最適化(ADO)フレームワークを使用して、索引の圧縮および最適化を自動化する方法を示します。
親トピック: 自動操作