Pro*COBOL®

リリース・ノート

20c

F28420-01(原本部品番号:F15836-01)

2020年2月

このリリース・ノートについて

このドキュメントには、Pro*COBOLリリース18c バージョン18.1に関する重要な情報が記載されています。

次の項目が含まれます。

ドキュメントのアクセシビリティについて

Oracleのアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docaccを参照してください。

Oracleサポートへのアクセス

お客様は、My Oracle Supportにアクセスして電子サポートを受けることができます。詳細は、http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info、聴覚に障害があるお客様はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trsを参照してください。

Pro*COBOLリリース18c バージョン18.1の新機能

このリリースの新機能は次のとおりです。

  • Oracle Connection Manager in Traffic Director Modeのサポート

    Oracle Connection Manager in Traffic Director Modeは、高可用性、多重接続およびロード・バランシングを向上するために、サポートされているデータベース・クライアントとデータベース・インスタンスの間に置かれるプロキシです。

旧リリースの新機能

この項では、以前のリリースのPro*COBOLで導入された新機能を示します。

Pro*COBOL 12.2製品版の機能

  • 長い識別子のサポート(オブジェクト長128バイト)。以前のリリースでは、オブジェクトの長さの制限は30バイトでした。

  • Oracle Instant Client - Basic Lightバージョンのサポート

  • 新しいコマンドライン・オプションtrim_passwordが導入されました。このオプションにより、パスワード文字列の末尾に空白が含まれていることで発生する認証の問題を防止できます。

  • 次のプラットフォームに対するMicro Focus Visual COBOL 2.2 Update 2コンパイラのサポート:

    • Linux x64

    • Windows (64ビットおよび32ビット)

    • Solaris x86 (32ビットおよび64ビット)

    • Solaris SPARC (32ビットおよび64ビット)

Pro*COBOL 12.1製品版の機能

  • 自動増分列のサポート

  • 32Kの列のサポート

  • メモリー指定によるプリフェッチのサポート

  • SQL計画管理(SPM)のサポート

修正された不具合

次の項では、Pro*COBOLで修正された不具合について説明します。説明の後にあるカッコ内の番号は、オラクル社のBugデータベース内のBug番号です。

Pro*COBOLリリース12.2製品で修正された不具合

  • Pro*COBOLは、timezone.pcファイル内でcommon_parser=yesが設定されているときに、CSF-S-00000エラーをスローしなくなりました(9531787)

  • Pro*COBOLは、common_parser=yesが設定されているときにSelectリストでバインドが使用されていても、ORA-01008エラーをスローしなくなりました(14127422)

  • Pro*COBOLは、CASE句とTIMESTAMP関数が含まれているINSERT文に対するプリコンパイル時に、オプションUSERIDとcommon_parser=yesが指定されていても、ORA-932エラーをスローしなくなりました(14335958、19473788)

  • Pro*COBOLは、select /*+ index hint */文を使用している埋込みPL/SQLでのプリコンパイル時に、PCB-S-00576、PLS-103エラーをスローしなくなりました(953338)

  • Pro*COBOLは、MODE=ANSIを指定していてSQLCODEを宣言していない場合のロールバック時に、SQLSTATEの設定に失敗しなくなりました(5891984)

  • Pro*COBOLは、適切なログ・ファイルの生成に失敗しなくなりました(17280039)

  • Pro*COBOLは、レベル88で初期化された変数を含むプログラムのプリコンパイル時に、PCB-S-00400エラーをスローしなくなりました(20194289)

  • Pro*COBOLは、common_parser=yesが設定されたプリコンパイル時に、重複するホスト変数のSIGSEGVを取得しなくなりました(19473788)

  • Pro*COBOLは、common_parser=yesを設定したプログラムのプリコンパイル時に、PCB-S-00576エラーをスローしなくなりました(18800170)

  • Pro*COBOLは、ログ・ファイルとsqlファイルを削除する前に、プリコンパイル中の致命的エラーを確認するようになりました(17871321)

  • Pro*COBOLは、PIC N変数に対して"SELECT INTO"文を使用しているときに、ORA-538976288エラーをスローしなくなりました(17189633)

  • Pro*COBOLは、プリコンパイルの失敗時に、"plan_run=yes"が含まれている.sqlファイルを作成しなくなりました(16240153)

  • Pro*COBOLは、comp5=yesの変化によって変数が変更されるときに、72列以上の列を生成しなくなりました(14708769)

  • Pro*COBOLのSQLGLSコールは、期待どおりに動作するようになりました(14640230)

  • Pro*COBOLは、COPY文に変数識別子が続くときのプリコンパイル中に、PCB-S-00400エラーを返さなくなりました(14113014)

  • Pro*COBOLは、COPY修飾子が使用されているときに、PCB-S-00400エラーを返さなくなりました(13478294)

  • Pro*COBOLは、プリコンパイルに失敗したときに、0のUNIXリターン・コードを生成しなくなりました(10083052)

  • Pro*COBOLは、エラーの発生後に、.cobファイルを生成しなくなりました(9303962)

Pro*COBOLリリース12.1で修正された不具合

  • ロング・トークン/SQL文の解析中にPro*COBOLがクラッシュしなくなりました(13006848)

  • Pro*COBOLでは、common_parser=yesを使用しても、埋込みSQL(EXEC SQL)として記述されたインライン・ビューをインクルードするSQLのプリコンパイル時にPCB-S-400が返されなくなりました(12641413)

  • Pro*COBOLでは、グループ要素の最初の文字に数字を使用している場合に、PCB-0400エラーがスローされなくなりました(10265545)

  • comp1=integerオプションを設定している場合に、Windows上でPro*COBOLがクラッシュしなくなりました(10040552)

  • Pro*COBOLでは、PL/SQLバインドでORA-6502が返されなくなりました(9905110)

  • 大きなソース・ファイルに多数のホスト変数が含まれている場合に、Pro*COBOLがクラッシュしなくなりました(9689604)

  • パッチ9218271のインストール後、Pro*COBOLでは、COBOL COPY句の後に二重ドットがある文が解析されるようになりました(9470397)

  • Pro*COBOLでは、文がリモートDBで宣言され、バインド変数のかわりに文字列を渡すことで準備が行われる場合に、不正な値が生成されなくなりました(9402996)

  • Pro*COBOLでは、max_rows_insertを設定している場合にORA-12899で失敗しなくなりました(9381997)

  • Pro*COBOLでは、JUSTFIED句にホスト変数を使用している場合にPCB-S-00214が返されなくなりました(9266470)

  • Pro*COBOLでは、SCREEN SECTIONを使用してもPCB-S-400エラーが返されなくなりました(9151190)

  • Pro*COBOLでは、AT句にホスト変数を使用している場合にPCB-W-233が返されなくなりました(9147830)

  • Pro*COBOLでは、配列宣言のOCCURS句でCOPYを使用している場合にPCB-S-400が返されなくなりました(9128157)

  • Pro*COBOLでは、COPY文を二重ドットで終了してもPCB-S-400が返されなくなりました(9055457)

  • Pro*COBOLでは、リストのリストを含むSQL文が正しく変換されるようになりました(8932394)

  • Pro*COBOLでは、アウトラインを有効にしてカーソルを宣言する場合にORA-933が返されなくなりました(8770900)

  • Pro*COBOLでは、DATA SECTIONの末尾にピリオドがないEXE SQL INCLUDE文を使用してもPCB-S-00400が返されなくなりました(8713408)

サポート

Pro*COBOLのサポートについては、地域のOracleサポート・サービス・センターにご連絡ください。


Pro*COBOLリリース・ノート, 20c

F28420-01

Copyright © 1996, 2020, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.

このソフトウェアおよび関連ドキュメントの使用と開示は、ライセンス契約の制約条件に従うものとし、知的財産に関する法律により保護されています。ライセンス契約で明示的に許諾されている場合もしくは法律によって認められている場合を除き、形式、手段に関係なく、いかなる部分も使用、複写、複製、翻訳、放送、修正、ライセンス供与、送信、配布、発表、実行、公開または表示することはできません。このソフトウェアのリバース・エンジニアリング、逆アセンブル、逆コンパイルは互換性のために法律によって規定されている場合を除き、禁止されています。

ここに記載された情報は予告なしに変更される場合があります。また、誤りが無いことの保証はいたしかねます。誤りを見つけた場合は、オラクル社までご連絡ください。

このソフトウェアまたは関連ドキュメントを、米国政府機関もしくは米国政府機関に代わってこのソフトウェアまたは関連ドキュメントをライセンスされた者に提供する場合は、次の通知が適用されます。

U.S. GOVERNMENT END USERS: Oracle programs (including any operating system, integrated software, any programs embedded, installed or activated on delivered hardware, and modifications of such programs) and Oracle computer documentation or other Oracle data delivered to or accessed by U.S. Government end users are "commercial computer software" or "commercial computer software documentation" pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulations.As such, the use, reproduction, duplication, release, display, disclosure, modification, preparation of derivative works, and/or adaptation of i) Oracle programs (including any operating system, integrated software, any programs embedded, installed or activated on delivered hardware, and modifications of such programs), ii) Oracle computer documentation and/or iii) other Oracle data, is subject to the rights and limitations specified in the license contained in the applicable contract.The terms governing the U.S. Government's use of Oracle cloud services are defined by the applicable contract for such services.No other rights are granted to the U.S. Government.

このソフトウェアもしくはハードウェアは様々な情報管理アプリケーションでの一般的な使用のために開発されたものです。このソフトウェアもしくはハードウェアは、危険が伴うアプリケーション(人的傷害を発生させる可能性があるアプリケーションを含む)への用途を目的として開発されていません。このソフトウェアもしくはハードウェアを危険が伴うアプリケーションで使用する際、安全に使用するために、適切な安全装置、バックアップ、冗長性(redundancy)、その他の対策を講じることは使用者の責任となります。このソフトウェアもしくはハードウェアを危険が伴うアプリケーションで使用したことに起因して損害が発生しても、オラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます。

OracleおよびJavaはOracle Corporationおよびその関連企業の登録商標です。その他の名称は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。

Intel、Intel Insideは、Intel Corporationの商標または登録商標です。すべてのSPARCの商標はライセンスをもとに使用し、SPARC International, Inc.の商標または登録商標です。AMD、Epyc、AMDロゴは、Advanced Micro Devices, Inc.の商標または登録商標です。UNIXは、The Open Groupの登録商標です。

このソフトウェアまたはハードウェア、そしてドキュメントは、第三者のコンテンツ、製品、サービスへのアクセス、あるいはそれらに関する情報を提供することがあります。お客様との間に適切な契約が定められている場合を除いて、オラクル社およびその関連会社は、第三者のコンテンツ、製品、サービスに関して一切の責任を負わず、いかなる保証もいたしません。お客様との間に適切な契約が定められている場合を除いて、オラクル社およびその関連会社は、第三者のコンテンツ、製品、サービスへのアクセスまたは使用によって損失、費用、あるいは損害が発生しても一切の責任を負いかねます。