3.12 ALL_ALL_TABLES

ALL_ALL_TABLESは、現行のユーザーがアクセスできるオブジェクト表およびリレーショナル表を示します。

関連ビュー

  • DBA_ALL_TABLESは、データベース内のすべてのオブジェクト表およびリレーショナル表を示します。

  • USER_ALL_TABLESは、現行のユーザーが所有するオブジェクト表およびリレーショナル表を示します。このビューは、OWNER列を表示しません。

データ型 NULL 説明

OWNER

VARCHAR2(128)

表の所有者

TABLE_NAME

VARCHAR2(128)

表の名前

TABLESPACE_NAME

VARCHAR2(30)

表が設定されている表領域の名前。パーティション表、一時表および索引構成表の場合は、NULL。

CLUSTER_NAME

VARCHAR2(128)

表が属するクラスタがある場合、その名前

IOT_NAME

VARCHAR2(128)

オーバーフロー・エントリまたはマッピング表エントリが属する索引構成表がある場合、その名前。IOT_TYPE列がNULLでない場合、この列には実表の名前が含まれる。

STATUS

VARCHAR2(8)

以前のDROP TABLE操作が失敗している場合、表が使用不可能(UNUSABLE)か、使用可能(VALID)か

PCT_FREE

NUMBER

ブロック内の空き領域の最小割合。パーティション表の場合NULL。

PCT_USED

NUMBER

ブロック内の使用済領域の最小割合。パーティション表の場合NULL。

INI_TRANS

NUMBER

トランザクションの初期数。パーティション表の場合NULL。

MAX_TRANS

NUMBER

トランザクションの最大数。パーティション表の場合NULL。

INITIAL_EXTENT

NUMBER

初期エクステントのサイズ(バイト)。パーティション表の場合NULL。

NEXT_EXTENT

NUMBER

セカンダリ・エクステントのサイズ(バイト)。パーティション表の場合NULL。

MIN_EXTENTS

NUMBER

セグメント内で使用できるエクステントの最小数。パーティション表の場合NULL。

MAX_EXTENTS

NUMBER

セグメント内で使用できるエクステントの最大数。パーティション表の場合NULL。

PCT_INCREASE

NUMBER

エクステント・サイズの増加の割合。パーティション表の場合NULL。

FREELISTS

NUMBER

セグメントに割り当てられたプロセス空きリストの数。パーティション表の場合NULL。

FREELIST_GROUPS

NUMBER

セグメントに割り当てられた空きリスト・グループの数

LOGGING

VARCHAR2(3)

表への変更がロギングされるかどうか

  • YES

  • NO

BACKED_UP

VARCHAR2(1)

前回の変更以降に表がバックアップされているかどうか(Y | N)

NUM_ROWS

NUMBER

表内の行数

BLOCKS

NUMBER

表内の使用されたブロック数

EMPTY_BLOCKS

NUMBER

表内の空(未使用)のブロック数

AVG_SPACE

NUMBER

表内の平均使用可能空き領域

CHAIN_CNT

NUMBER

あるデータ・ブロックから別のデータ・ブロックに連鎖されるか、新しいブロックに移行され、リンクに古いROWIDを保存しておく必要がある表内の行数。この列は、表を分析した場合のみ更新される。

AVG_ROW_LEN

NUMBER

行オーバーヘッドを含む行の平均の長さ

AVG_SPACE_FREELIST_BLOCKS

NUMBER

空きリストのすべてのブロックの平均的な空き領域

NUM_FREELIST_BLOCKS

NUMBER

空きリストのブロック数

DEGREE

VARCHAR2(10)

表をスキャンするための1インスタンス当たりのスレッド数またはDEFAULT

INSTANCES

VARCHAR2(10)

表がいくつかのインスタンスにまたがってスキャンされる場合のインスタンスの数またはDEFAULT

CACHE

VARCHAR2(5)

表がバッファ・キャッシュにキャッシュされるかどうか(Y | N)

TABLE_LOCK

VARCHAR2(8)

表ロックが使用可能(ENABLED)または使用禁止(DISABLED)のどちらであるか

SAMPLE_SIZE

NUMBER

表の分析で使用されたサンプル・サイズ

LAST_ANALYZED

DATE

表が分析された最新の日付

PARTITIONED

VARCHAR2(3)

表がパーティション化されているかどうか(YES | NO)

IOT_TYPE

VARCHAR2(12)

索引構成表の場合、IOT_TYPEIOTIOT_OVERFLOWまたはIOT_MAPPING。索引構成表でない場合、IOT_TYPEはNULL。

OBJECT_ID_TYPE

VARCHAR2(16)

オブジェクトID(OID)がUSER-DEFINEDSYSTEM GENERATEDであるか

TABLE_TYPE_OWNER

VARCHAR2(128)

オブジェクト表の場合、作成されるどの型の表の所有者であるか

TABLE_TYPE

VARCHAR2(128)

オブジェクト表の場合、表の型

TEMPORARY

VARCHAR2(1)

一時表かどうか(Y | N)

SECONDARY

VARCHAR2(1)

表が、ドメイン索引の目次を含めるためにOracleデータ・カートリッジのODCIIndexCreateメソッドによって作成されたセカンダリ・オブジェクトかどうか(Y | N)

NESTED

VARCHAR2(3)

表が、ネストした表であるかどうか(YES | NO)

BUFFER_POOL

VARCHAR2(7)

表ブロックに対して使用されるバッファ・プール:

  • DEFAULT

  • KEEP

  • RECYCLE

  • NULL

FLASH_CACHE

VARCHAR2(7)

表ブロックに対して使用されるデータベース・スマート・フラッシュ・キャッシュ・ヒント:

  • DEFAULT

  • KEEP

  • NONE

Solaris機能およびOracle Linux機能のみ。

CELL_FLASH_CACHE

VARCHAR2(7)

表ブロックに対して使用されるセル・フラッシュ・キャッシュ・ヒント:

  • DEFAULT

  • KEEP

  • NONE

関連項目: 詳細は、Oracle Exadata Storage Serverのソフトウェアのマニュアルを参照。

ROW_MOVEMENT

VARCHAR2(8)

パーティション表の場合、行の移動が使用可能(ENABLED)または使用禁止(DISABLED)のどちらであるか

GLOBAL_STATS

VARCHAR2(3)

統計情報が収集されるか、増分保持される場合、GLOBAL_STATSYESで、それ以外の場合はNO

USER_STATS

VARCHAR2(3)

統計情報が、ユーザーによって直接入力されたか(YES)されていないか(NO)

DURATION

VARCHAR2(15)

一時表の存続期間を示す。

SYS$SESSION -セッション中は、行が保持される。

SYS$TRANSACTION - COMMIT後に、行が削除される。

NULL - 永続表

SKIP_CORRUPT

VARCHAR2(8)

Oracle Databaseが表および索引のスキャン中に破損マークのブロックを無視するか(ENABLED)、エラーとするか(DISABLED)。この機能を使用可能にするには、DBMS_REPAIR.skip_corrupt_blocksプロシージャを実行する。

MONITORING

VARCHAR2(3)

表にMONITORING属性が設定されているかどうか(YES | NO)

CLUSTER_OWNER

VARCHAR2(128)

表が属するクラスタがある場合、その所有者

DEPENDENCIES

VARCHAR2(8)

行レベルでの依存性の追跡が使用可能(ENABLED)または使用禁止(DISABLED)のどちらであるか

COMPRESSION

VARCHAR2(8)

表圧縮が使用可能(ENABLED)または使用禁止(DISABLED)のどちらであるか。パーティション表の場合NULL。

COMPRESS_FOR

VARCHAR2(30)

デフォルトで圧縮する操作の種類:

  • BASIC

  • ADVANCED

  • QUERY LOW

  • QUERY HIGH

  • ARCHIVE LOW

  • ARCHIVE HIGH

  • NULL

QUERY LOWQUERY HIGHARCHIVE LOWおよびARCHIVE HIGHの値は、Hybrid Columnar圧縮(元になるストレージ・システムに依存しているOracle DatabaseのEnterprise Editionの機能)に関連付けられている。詳細は、『Oracle Database概要』を参照。

DROPPED

VARCHAR2(3)

表が削除されてごみ箱にあるかないか(YES | NO)。パーティション表の場合NULL。

このビューは、削除された表の名前は戻さない。

SEGMENT_CREATED

VARCHAR2(3)

表セグメントが作成されているかどうか(YES | NO)

INMEMORY

VARCHAR2(8)

インメモリー列ストア(IM列ストア)がこの表に対して使用可能(ENABLED)と使用禁止(DISABLED)のどちらになるか

INMEMORY_PRIORITY

VARCHAR2(8)

この表がインメモリー列ストア(IM列ストア)に移入される場合の優先度。可能な値は次のとおり。

  • LOW

  • MEDIUM

  • HIGH

  • CRITICAL

  • NONE

  • NULL

この列の値は、セグメントが表にあるかどうかに基づいています。たとえば、表がパーティション化されてIM列ストアに対して有効な場合、ALL_TABLESの場合の値はNULLですが、ALL_TAB_PARTITIONSの場合はNULL以外になります。

INMEMORY_DISTRIBUTE

VARCHAR2(15)

Oracle Real Application Clusters (Oracle RAC)環境で表がIM列ストアに配信される方法:

  • AUTO

  • BY ROWID RANGE

  • BY PARTITION

  • BY SUBPARTITION

INMEMORY_COMPRESSION

VARCHAR2(17)

インメモリー・ストアの圧縮レベル:

  • NO MEMCOMPRESS

  • FOR DML

  • FOR QUERY [ LOW | HIGH ]

  • FOR CAPACITY [ LOW | HIGH ]

  • AUTO
  • NULL

この列の値は、セグメントが表にあるかどうかに基づいています。たとえば、表がパーティション化されてIM列ストアに対して有効な場合、ALL_TABLESの場合の値はNULLですが、ALL_TAB_PARTITIONSの場合はNULL以外になります。

INMEMORY_DUPLICATE

VARCHAR2(13)

Oracle RAC環境でのインメモリー列ストア(IM列ストア)の重複設定:

  • NO DUPLICATE

  • DUPLICATE

  • DUPLICATE ALL

EXTERNAL

VARCHAR2(3)

表が外部表であるかどうか(YES | NO)

HYBRID脚注1

VARCHAR2(3)

表がハイブリッド・パーティション表であるかどうか(YES | NO)ハイブリッド・パーティション表には、セグメントに格納されているパーティションと外部に格納されているパーティションを混在させることができます。

CELLMEMORY脚注2

VARCHAR2(24)

ストレージ・セルのキャッシュ・フラッシュ内の列型圧縮の値。可能な値は次のとおり。

  • ENABLED: 列型形式でキャッシュするかどうかをOracle Exadata Storageで自動的に決定する

  • DISABLED: Oracle Exadata Storageに列型形式でキャッシュさせない

  • NO CACHECOMPRESS: Oracle Exadata StorageでHCC形式でキャッシュする(再圧縮なし)

  • FOR QUERY: Oracle Exadata Storageで再圧縮してINMEMORY問合せ高形式でキャッシュする

  • FOR CAPACITY: Oracle Exadata Storageで再圧縮してINMEMORY容量低形式でキャッシュする

INMEMORY_SERVICE

VARCHAR2(12)

様々なインスタンスでIM列ストアが移入される方法。可能な値は次のとおりです:

  • DEFAULT: PARALLEL_INSTANCE_GROUP初期化パラメータで指定したすべてのインスタンスでデータが移入される。このパラメータが設定されていない場合は、すべてのインスタンスでデータが移入される。これはデフォルトです。

  • NONE: すべてのインスタンスでデータは移入されない。

  • ALL: PARALLEL_INSTANCE_GROUP初期化パラメータの値にかかわらず、すべてのインスタンスでデータが移入される。

  • USER_DEFINED: ユーザーが指定したサービスがアクティブになっているインスタンスでのみデータが移入される。これに対応するサービス名は、INMEMORY_SERVICE_NAME列に格納される。

INMEMORY_SERVICE_NAME

VARCHAR2(1000)

IM列ストアが移入されるサービスのサービス名。この列は、対応するINMEMORY_SERVICEUSER_DEFINEDである場合にのみ、値を持つ。それ以外のすべての場合、この列はnull。

MEMOPTIMIZE_READ

VARCHAR2(8)

表が高速なキー・ベースのアクセスに使用可能かどうか(ENABLED | DISABLED)

MEMOPTIMIZE_WRITE

VARCHAR2(8)

内部使用専用。

HAS_SENSITIVE_COLUMN

VARCHAR2(3)

表に1つ以上の機密列があるかどうか(YES | NO)

LOGICAL_REPLICATION脚注1

VARCHAR2(8)

表が論理レプリケーションに対して有効かどうか(ENABLED | DISABLED)。データベース全体の列データのサプリメンタル・ロギングが有効な場合、この設定は無視されます。

脚注1 この列は、Oracle Databaseリリース19c, バージョン19.1以降で使用可能です。

脚注 2 この列は、Oracle Exadataでの使用を想定しています。

関連項目: