3.67 ALL_CAPTURE

ALL_CAPTUREは、取得した変更を現行のユーザーがアクセスできるキューにエンキューする取得プロセスの情報を示します。

関連ビュー

DBA_CAPTUREは、データベース内のすべての取得プロセスに関する情報を示します。

データ型 NULL 説明

CAPTURE_NAME

VARCHAR2(128)

取得プロセスの名前

QUEUE_NAME

VARCHAR2(128)

取得された変更のステージングに使用されるキューの名前

QUEUE_OWNER

VARCHAR2(128)

取得された変更のステージングに使用されるキューの所有者

RULE_SET_NAME

VARCHAR2(128)

取得プロセスでフィルタ処理に使用される正のルール・セットの名前

RULE_SET_OWNER

VARCHAR2(128)

正のルール・セットの所有者

CAPTURE_USER

VARCHAR2(128)

取得したメッセージをエンキューする現行のユーザー

START_SCN

NUMBER

取得プロセスにより変更の取得が開始されるシステム変更番号(SCN)。START_SCNは、ALTER_CAPTURE文の結果として、またはFIRST_SCNが既存のSTART_SCNを超える場合にのみ変更される。

STATUS

VARCHAR2(8)

取得プロセスのステータス:

  • DISABLED

  • ENABLED

  • ABORTED

CAPTURED_SCN

NUMBER

前回スキャンされたREDOログ・レコードのシステム変更番号(SCN)

APPLIED_SCN

NUMBER

関連適用プロセスによりデキューされた最新メッセージのシステム変更番号(SCN)。このSCNより小さい番号を持つすべての変更は、この取得プロセスにより取得された変更を適用するすべての適用プロセスによりデキューされる。

USE_DATABASE_LINK

VARCHAR2(3)

ソース・データベース名が、ダウンストリーム・データベースからソース・データベースに接続するためのデータベース・リンクとして使用されるかどうか(YES | NO)。取得プロセスがソース・データベースで作成された場合、この列はNULL。

FIRST_SCN

NUMBER

取得プロセスが再開されるシステム変更番号(SCN)。FIRST_SCNは、取得の位置を変更可能な最小SCNを示す。

SOURCE_DATABASE

VARCHAR2(128)

ソース・データベースのグローバル名

SOURCE_DBID

NUMBER

ソース・データベースのデータベースID

SOURCE_RESETLOGS_SCN

NUMBER

ソース・データベースのリセットログのシステム変更番号(SCN)

SOURCE_RESETLOGS_TIME

NUMBER

ソース・データベースのリセットログ時刻

LOGMINER_ID

NUMBER

取得プロセスに関連付けられたOracle LogMinerセッションのセッションID

NEGATIVE_RULE_SET_NAME

VARCHAR2(128)

取得プロセスでフィルタ処理に使用されるルール・セットの名前

NEGATIVE_RULE_SET_OWNER

VARCHAR2(128)

取得プロセスでフィルタ処理に使用される負のルール・セットの所有者

MAX_CHECKPOINT_SCN

NUMBER

取得プロセスにより前回のチェックポイントが取得されたシステム変更番号(SCN)

REQUIRED_CHECKPOINT_SCN

NUMBER

取得プロセスがREDO情報を必要とする最も低いチェックポイントSCN。

ノート: このSCN値は、チェックポイントSCN値に必ずしも対応しない。

LOGFILE_ASSIGNMENT

VARCHAR2(8)

取得プロセスのログ・ファイルの割当てタイプ:

  • IMPLICIT

  • EXPLICIT

STATUS_CHANGE_TIME

DATE

取得プロセスのSTATUSが変更された時刻

ERROR_NUMBER

NUMBER

取得プロセスが異常終了した場合のエラー番号

ERROR_MESSAGE

VARCHAR2(4000)

取得プロセスが異常終了した場合のエラー・メッセージ

VERSION

VARCHAR2(64)

取得プロセスのバージョン番号

CAPTURE_TYPE

VARCHAR2(10)

取得プロセスのタイプ

  • DOWNSTREAM

  • LOCAL

LAST_ENQUEUED_SCN

NUMBER

最後にエンキューされたシステム変更番号(SCN)

CHECKPOINT_RETENTION_TIME

NUMBER

チェックポイント保存時間

ノート: 取得プロセスのチェックポイント保存時間がINFINITEに設定されている場合、この列に表示される値は4294967295。

START_TIME

TIMESTAMP(6)

取得プロセスにより変更の取得が開始される時刻。START_TIMESTART_SCNに関連しており、ALTER_CAPTURE文によってのみ変更できる。

START_SCNまたはSTART_TIMEのいずれかを変更できるが、同時に両方を変更することはできない。

PURPOSE

VARCHAR2(19)

取得プロセスの目的:

  • GoldenGate Capture: 統合取得モードで、Oracle GoldenGate Extractを使用して構成された取得プロセス

  • XStream Out: XStream Out構成の取得プロセス

  • AUDIT VAULT: 監査ボールト構成の取得プロセス

SOURCE_ROOT_NAME

VARCHAR2(128)

ソース・ルート・データベースのグローバル名

CLIENT_NAME

VARCHAR2(4000)

取得プロセスのクライアント名。XStream Outのアウトバウンド名であり、GoldenGateの抽出名である。

CLIENT_STATUS

VARCHAR2(8)

クライアント・プロセスの状態:

  • DISABLED - XStream Outについてはアウトバウンド・サーバーが実行中でない場合、GoldenGateについては取得プロセスが実行中でない場合

  • DETACHED - XStream Outについてはアウトバウンド・サーバーが実行中であるもののXStreamクライアント・アプリケーションが接続されていない場合、GoldenGateについては取得プロセスが実行中であるものの抽出プロセスが接続されていない場合

  • ATTACHED - XStream Outについてはアウトバウンド・サーバーが実行中でありXStreamクライアント・アプリケーションが接続されている場合、GoldenGateについては取得プロセスが実行中であり抽出プロセスが接続されている場合

  • ABORTED - XStream Outについてはアウトバウンド・サーバーがエラーの発生により使用禁止になった場合、GoldenGateについては取得プロセスがエラーの発生により使用禁止になった場合

OLDEST_SCN

NUMBER

現在処理中のトランザクションの最も古いSCN

FILTERED_SCN

NUMBER

トランザクションで処理された最低水位標のSCN

関連項目: