3.89 ALL_CONSTRAINTS

ALL_CONSTRAINTSは、現行のユーザーがアクセスできる表の制約定義を示します。

関連ビュー

  • DBA_CONSTRAINTSは、データベース内の制約定義をすべて示します。

  • USER_CONSTRAINTSは、現行のユーザー・スキーマ内の表の制約定義を示します。

データ型 NULL 説明

OWNER

VARCHAR2(128)

制約定義の所有者

CONSTRAINT_NAME

VARCHAR2(128)

制約定義の名前

CONSTRAINT_TYPE

VARCHAR2(1)

制約定義のタイプ

  • C - 表でのチェック制約

  • P - 主キー

  • U - 一意のキー

  • R - 参照整合性

  • V - ビューでのチェック・オプション付き

  • O - ビューで読取り専用

  • H - ハッシュ式

  • F - REF列を含む制約

  • S - サプリメンタル・ロギング

TABLE_NAME

VARCHAR2(128)

制約定義付きの表(またはビュー)に対応付けられた名前

SEARCH_CONDITION

LONG

チェック制約に対する検索条件のテキスト。この列は、行の発生元が現在のコンテナの場合のみ正しい値を返す。

SEARCH_CONDITION_VC

VARCHAR2(4000)

チェック制約に対する検索条件のテキスト。この列では検索条件が切り捨てられる場合がある。

R_OWNER

VARCHAR2(128)

参照制約で参照される表の所有者

R_CONSTRAINT_NAME

VARCHAR2(128)

参照表の一意制約の定義名

DELETE_RULE

VARCHAR2(9)

参照制約の削除ルール

  • CASCADE

  • SET NULL

  • NO ACTION

STATUS

VARCHAR2(8)

制約の施行状態

  • ENABLED

  • DISABLED

DEFERRABLE

VARCHAR2(14)

制約が遅延可能か(DEFERRABLE)そうでないか(NOT DEFERRABLE)

DEFERRED

VARCHAR2(9)

制約が初期状態から遅延されていたか(DEFERRED)そうでないか(IMMEDIATE)

VALIDATED

VARCHAR2(13)

STATUS = ENABLEDの場合、可能な値は次のとおり。

  • VALIDATED: すべてのデータは制約に従っている(つまり、制約が有効にされたとき、および後続のデータが表に入力されたときに表内の既存のデータが検証されている)

  • NOT VALIDATED: 制約に従っていないデータがある可能性がある(つまり、制約が有効にされたときに表内の既存のデータは検証されなかったが、表に入力された後続のデータは検証されている)

STATUS = DISABLEDの場合、可能な値は次のとおり。

  • VALIDATED: すべてのデータは制約に従っているが、制約の一意索引は削除されている。この設定は、データ・ウェアハウス環境において有用であるが、いくつかの制限事項がある。この設定の詳細は、『Oracle Databaseデータ・ウェアハウス・ガイド』を参照。

  • NOT VALIDATED: 制約に従っていないデータがある可能性がある

GENERATED

VARCHAR2(14)

制約の名前がユーザーにより生成されたか(USER NAME)システムにより生成されたか(GENERATED NAME)

BAD

VARCHAR2(3)

この制約があいまいな方法で世紀を指定するか(BAD)そうでないか(NULL)。この不明瞭さから生じるエラーを回避するには、TO_DATEファンクションで4桁の年を使用して制約を再度書き込みます。

関連項目: TO_DATEファンクションは、『Oracle Database SQL言語リファレンス』および『Oracle Database開発ガイド』を参照。

RELY

VARCHAR2(4)

VALIDATED = NOT VALIDATEDの場合、この列は、クエリー・リライトのときに制約が考慮されるか(RELY)されないか(NULL)を示す。

VALIDATED = VALIDATEDの場合、この列は意味を持たない。

関連項目: 『Oracle Database SQL言語リファレンス』制約に関する項を参照。

LAST_CHANGE

DATE

制約が最後に使用可能または使用禁止にされた時点

INDEX_OWNER

VARCHAR2(128)

索引を所有しているユーザーの名前

INDEX_NAME

VARCHAR2(128)

索引の名前(一意および主キー制約の場合のみ表示)

INVALID

VARCHAR2(7)

制約が無効か(INVALID)そうでないか(NULL)

VIEW_RELATED

VARCHAR2(14)

制約がビューによって異なるか(DEPEND ON VIEW)そうでないか(NULL)

ORIGIN_CON_ID

VARCHAR2(256)

データの発生元のコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、非CDB内の行に使用される。この値はCDBには使用されない。

  • n: この値は、コンテナID n (行の発生元がルートの場合はn = 1)のコンテナを発生元とするデータを含む行に対して使用される。

関連項目: