3.174 ALL_IND_STATISTICS

ALL_IND_STATISTICSは、DBMS_STATSパッケージを使用して収集された、現行のユーザーがアクセスできる表の索引についてのオプティマイザ統計を示します。

関連ビュー

  • DBA_IND_STATISTICSは、データベース内のすべての索引についてのオプティマイザ統計情報を示します。

  • USER_IND_STATISTICSは、現行のユーザーが所有する表の索引についてのオプティマイザ統計情報を示します。このビューは、OWNER列を表示しません。

データ型 NULL 説明

OWNER

VARCHAR2(128)

索引の所有者

INDEX_NAME

VARCHAR2(128)

索引の名前

TABLE_OWNER

VARCHAR2(128)

索引付きオブジェクトの所有者

TABLE_NAME

VARCHAR2(128)

索引付きオブジェクトの名前

PARTITION_NAME

VARCHAR2(128)

パーティション名

PARTITION_POSITION

NUMBER

索引内のパーティションの位置

SUBPARTITION_NAME

VARCHAR2(128)

サブパーティション名

SUBPARTITION_POSITION

NUMBER

パーティション内のサブパーティション位置

OBJECT_TYPE

VARCHAR2(12)

オブジェクトのタイプ:

  • INDEX

  • PARTITION

  • SUBPARTITION

BLEVEL

NUMBER

Bツリー・レベル

LEAF_BLOCKS

NUMBER

索引内のリーフ・ブロックの数

DISTINCT_KEYS

NUMBER

索引内の固有のキーの数

AVG_LEAF_BLOCKS_PER_KEY

NUMBER

各キーに対するリーフ・ブロックの平均数

AVG_DATA_BLOCKS_PER_KEY

NUMBER

各キーに対するデータ・ブロックの平均数

CLUSTERING_FACTOR

NUMBER

表内の行数を索引の値に基づいて示します。

  • 値がブロック数に近い場合、表は高い秩序度を持つ。この場合、1つのリーフ・ブロック内の索引エントリは、同じデータ・ブロック内の行を指す。

  • 値が行数に近い場合、表はランダム。この場合、同じリーフ・ブロック内の索引エントリが同じデータ・ブロック内の行を指す可能性はほとんどない。

NUM_ROWS

NUMBER

索引内の行数

AVG_CACHED_BLOCKS

NUMBER

バッファ・キャッシュ内のブロックの平均数

AVG_CACHE_HIT_RATIO

NUMBER

オブジェクトの平均キャッシュ・ヒット率

SAMPLE_SIZE

NUMBER

索引の分析で使用されたサンプル・サイズ

LAST_ANALYZED

DATE

索引が分析された最近の日付

GLOBAL_STATS

VARCHAR2(3)

統計情報が収集されるか、増分保持される場合、GLOBAL_STATSYESで、それ以外の場合はNO

USER_STATS

VARCHAR2(3)

統計情報が、ユーザーによって直接入力されたか(YES)されていないか(NO)

STATTYPE_LOCKED

VARCHAR2(5)

統計ロックのタイプ

STALE_STATS

VARCHAR2(3)

オブジェクトの統計が失効しているかどうか

SCOPE

VARCHAR2(7)

グローバル一時表以外の任意の表について収集された統計情報の場合、値はSHAREDとなる。

グローバル一時表の場合に可能な値:

  • SESSION - 統計情報がセッション固有であることを示す。

  • SHARED - 統計情報がすべてのセッションで共有されていることを示す。

DBMS_STATSパッケージのGLOBAL_TEMP_TABLE_STATSプリファレンスを使用して、グローバル一時表のセッション統計情報と共有統計情報のどちらを収集するかを制御する場合の詳細は、『Oracle Database PL/SQLパッケージおよびタイプ・リファレンス』を参照。

関連項目: