2.36 BLOCKCHAIN_TABLE_MAX_NO_DROP

BLOCKCHAIN_TABLE_MAX_NO_DROPでは、ブロックチェーン表の作成時に指定可能な最大アイドル時間を制御できます。アイドル時間は、表の削除が可能になるまで、その表が非アクティブになっている必要がある時間を表します。ユーザーが明示的に設定する場合、このパラメータに設定可能な値は0のみです。

特性 説明

パラメータ・タイプ

整数

デフォルト値

なし

変更可能

ALTER SYSTEM

PDBで変更可能

はい

値の範囲

なし、または0

基本

いいえ

Oracle RAC

すべてのインスタンスで同じ値を使用する必要がある。

SQL文CREATE BLOCKCHAIN TABLEでブロックチェーン表を作成するときに、NO DROP UNTIL number DAYS IDLE句を指定できます。この句では、ブロックチェーン表の削除が可能になるまで、その表が非アクティブになっている必要がある日数を指定します。つまり、最後に行を挿入してから表が削除できるようになるまでは、この日数を経過している必要があるということです。

  • BLOCKCHAIN_TABLE_MAX_NO_DROP0に設定されている場合、ユーザーがブロックチェーン表を作成し、NO DROP UNTIL number DAYS IDLE句を指定するとき、numberの値は0である必要があります。

    CREATE BLOCKCHAIN TABLE ... NO DROP UNTIL 0 DAYS IDLE ...

    これにより、このブロックチェーン表は、非アクティブになっている期間に関係なく、いつでも削除できるようになります。

  • BLOCKCHAIN_TABLE_MAX_NO_DROPが設定されていないときに、ユーザーがブロックチェーン表の作成時にNO DROP UNTIL number DAYS IDLE句を指定する場合は、numberに任意の値を指定できます。

ノート:

このパラメータは、Oracle Database 20c以降で使用できます。

関連項目:

CREATE TABLE文の詳細は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照してください