5.295 DBA_HIST_BASELINE

DBA_HIST_BASELINEは、システムで取得されたベースラインに関する情報を示します。

このビューは、ベースラインごとに、完全な時間範囲およびベースラインがデフォルトのベースラインであるかどうかを示します。

データ型 NULL 説明

DBID

NUMBER

データベースID

BASELINE_ID

NUMBER

ベースラインの内部ID

BASELINE_NAME

VARCHAR2(64)

ユーザーが指定したベースラインの名前

BASELINE_TYPE

VARCHAR2(13)

ベースラインのタイプ:

STATIC - ユーザーによって手動で作成されたベースライン

MOVING WINDOW - 動的な開始時および終了時のスナップショットIDのあるベースライン

GENERATED - システムによってテンプレートを使用して自動的に生成されたベースライン

START_SNAP_ID

NUMBER

ベースラインのスナップショットID

START_SNAP_TIME

TIMESTAMP(3)

開始時のスナップショットIDに対応付けられた時間

END_SNAP_ID

NUMBER

ベースラインの終了時のスナップショットID

END_SNAP_TIME

TIMESTAMP(3)

終了時のスナップショットIDに対応付けられた時間

MOVING_WINDOW_SIZE

NUMBER

BASELINE_TYPEMOVING WINDOWである場合、このフィールドは変動ウィンドウのサイズを日数で表したものになる。

NULLの場合、ウィンドウのサイズはAWR保存設定の値となる。

CREATION_TIME

DATE

ベースラインが作成された時刻

EXPIRATION

NUMBER

ベースラインを保持する日数。NULL値はベースラインが永続的に保持されることを示す。

TEMPLATE_NAME

VARCHAR2(64)

ベースラインを作成するときに使用されたテンプレートがある場合は、そのテンプレートの名前。

LAST_TIME_COMPUTED

DATE

ベースラインについて前回統計情報を計算した時刻。

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID