6.170 DBA_LOGSTDBY_SUPPORT_MODE

DBA_LOGSTDBY_SUPPORT_MODEには、データベース内の表がロジカル・スタンバイでサポートされているかどうかに関する情報が表示されます。

このビューの問合せ結果は、データベースで現在、一時ロジカル・スタンバイ・データベースを使用して実行される手動ローリング・アップグレードが実行されているかどうかによって異なります。データベースでこのようなアップグレードが実行されている場合、このビューには、データベース内の表が一時ロジカル・スタンバイでサポートされているかどうかに関する情報が表示されます。データベースでこのようなアップグレードが実行されていない場合、このビューには、データベース内の表がロジカル・スタンバイでサポートされているかどうかに関する情報が表示されます。

データ型 NULL 説明

OWNER

VARCHAR2(128)

表の所有者

TABLE_NAME

VARCHAR2(128)

表名

SUPPORT_MODE

VARCHAR2(11)

データベースで現在、一時ロジカル・スタンバイ・データベースを使用して実行される手動ローリング・アップグレードが実行されている場合、この列は、表が一時ロジカル・スタンバイでサポートされているかどうかを示しています。それ以外の場合、この列は表がロジカル・スタンバイでサポートされているかどうかを示します。

可能な値は次のとおり。

  • SUPPORTED - 表は完全にサポートされている

  • INTERNAL - レプリケートしないデータが表に含まれているため、表はサポートされていない。このような表には、索引構成表のマッピング表、ネストした表の記憶表、マテリアライズド・ビュー・ログ、ドメイン索引に関連付けられたセカンダリ・オブジェクトおよび一時表が含まれます。
  • UNSUPPORTED - サポートされていないデータ型が表に含まれているか、サポートされていない機能を使用しているため、表はサポートされていない

EXPLANATION

VARCHAR2(4000)

一時ロジカル・スタンバイで表が完全にサポートされていない理由

この列は、次のすべての条件が満たされた場合にのみ入力されます。

  • データベースで現在、一時ロジカル・スタンバイ・データベースを使用する手動ローリング・アップグレードが実行されている
  • COMPATIBLE初期化パラメータの値が20.0以上である
  • SUPPORT_MODE列の値がINTERNALまたはUNSUPPORTEDである

ノート:

このビューは、Oracle Database 20c以降で使用できます。