2.95 DB_SECUREFILE
DB_SECUREFILEには、SecureFilesとしてLOBファイルを処理するかどうかを指定します。
               
| 特性 | 説明 | 
|---|---|
| パラメータ・タイプ | 文字列 | 
| 構文 | 
 | 
| デフォルト値 | 
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| 変更可能 | 
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| PDBで変更可能 | はい | 
| 基本 | いいえ | 
値:
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                        NEVERSecureFilesとして指定されるすべてのLOBは、BasicFiles LOBとして作成されます。すべてのSecureFile固有のストレージ・オプションと機能(たとえば、圧縮、暗号化、非複製)は、例外を発生させる原因になります。指定されていないストレージ・オプションに対してBasicFiles LOBのデフォルトが使用されます。 
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                        PERMITTEDLOBはSecureFilesとして作成できます。 
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                        PREFERREDLOBのStorage句内で BASICFILEが明示的に指定されていないか、表領域が手動セグメント領域管理表領域でないかぎり、すべてのLOBはSecureFilesとして作成されます。PREFERREDが設定されると、パーティションまたは列レベルのLOB記憶域からBASICFILEが継承される場合でもこれが無視され、かわりにLOBはSecureFilesとして作成されます。
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                        ALWAYSすべてのLOBがSecureFiles LOBとして作成されますが、明示的に SECUREFILEを指定していない場合は、自動セグメント領域管理(ASSM)の表領域以外にあるLOBはBasicFile LOBとして作成されます。指定されるBasicFiles LOB記憶域オプションはいずれも無視され、指定されていないすべての記憶域オプションには、SecureFiles LOBのデフォルト値が使用されます。
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                        IGNORESECUREFILEキーワードおよびすべてのSecureFilesオプションは無視されます。
COMPATIBLE初期化パラメータが11.1.0以上に設定されていない場合、LOBはSecureFileとして処理されません。
                  
2つのパーティション(ASSMが使用可能な表領域があるパーティションおよびASSMが使用禁止である表領域があるパーティション)を持つLOB列がある場合、ASSMが使用可能な表領域を持つパーティションのLOBはSecureFilesとして処理され、その他のパーティションのLOBはBasicFilesとして処理されます。
アプリケーションがSecureFilesで認証されていない場合は、DB_SECUREFILE初期化パラメータの値をPERMITTEDに設定して、Oracle Database 11gのデフォルトの動作を確保できます。
                  
関連項目:
ALTER SYSTEM文を使用したこのパラメータの設定例は、『Oracle Database SecureFilesおよびラージ・オブジェクト開発者ガイド』を参照してください。