2.105 DEFAULT_SHARING
DEFAULT_SHARINGは、アプリケーション・ルートにオブジェクトを作成する文の共有句の値を設定します。
               
| 特性 | 説明 | 
|---|---|
| パラメータ・タイプ | 文字列 | 
| 構文 | 
 | 
| デフォルト値 | 共有をサポートするオブジェクトのタイプの場合、 共有をサポートしないオブジェクトのタイプの場合、 | 
| 変更可能 | 
 | 
| PDBで変更可能 | はい | 
| 基本 | いいえ | 
| Oracle RAC | すべてのインスタンスで同じ値を指定する必要がある | 
DDLの作成でSHARING=を指定すると、DEFAULT_SHARINGパラメータの値がオーバーライドされます。
                  
例
アプリケーション・ルートで次のALTER SYSTEM文を発行すると、アプリケーション・ルート用のサーバー・パラメータ・ファイル内の共有句のデフォルト値がNONEに設定されます。
                  
ALTER SYSTEM SET DEFAULT_SHARING = NONE SCOPE = SPFILE;