2.156 INMEMORY_VIRTUAL_COLUMNS
INMEMORY_VIRTUAL_COLUMNSは、どのユーザー定義仮想列がインメモリー仮想列(IM列)として格納されるかを制御します。
               
| 特性 | 説明 | 
|---|---|
| パラメータ・タイプ | 文字列 | 
| 構文 | 
 | 
| デフォルト値 | 
 | 
| 変更可能 | 
 | 
| PDBで変更可能 | はい | 
| 基本 | いいえ | 
| Oracle RAC | すべてのインスタンスで同じ値を使用する必要がある。 | 
IM仮想列は、繰返し計算を不要にすることで問合せのパフォーマンスを改善します。また、データベースはSIMDベクター処理などの手法を使用してIM仮想列をスキャンおよびフィルタリングできます。
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                           ENABLE: インメモリー・ストレージが有効になっている表またはパーティションで、次の場合を除き、すべての仮想列がデフォルトの表またはパーティションのmemcompressレベルのインメモリーで格納されます。- 
                                 no inmemory構文を使用して明示的に除外されている。 
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                                 ベース表またはパーティションとは異なるmemcompressレベルを持つように変更されている場合は、指定されたmemcompressレベルで格納されます。 
 
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                           MANUAL: パラメータのデフォルト値です。インメモリー・ストレージが有効になっている表またはパーティションで、次の場合を除き、仮想列はインメモリーで格納されません。- 
                                 inmemoryと明示的にマークされている場合は、表またはパーティションのmemcompressレベルのインメモリーで格納されます。 
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                                 ベース表またはパーティションとは異なるmemcompressレベルでinmemoryとマークされている場合は、指定されたmemcompressレベルで格納されます。 
 
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                           DISABLE: インメモリー・ストレージが有効になっている表またはパーティションでも、仮想列がインメモリーで格納されることはありません。memcompressレベルの変更を含め、仮想列のinmemory_column_clauseへのすべての変更が記録されますが、仮想列の数には影響しません。
関連項目:
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                           IM仮想列の詳細は、『Oracle Database In-Memoryガイド』を参照してください