2.224 NLS_TIMESTAMP_FORMAT

NLS_TIMESTAMP_FORMATには、TO_CHAR関数およびTO_TIMESTAMP関数で使用するデフォルトのタイムスタンプ書式を定義します。

特性 説明

パラメータ・タイプ

文字列

構文

NLS_TIMESTAMP_FORMAT = "format"

デフォルト値

NLS_TERRITORYから導出

変更可能

ALTER SESSION

PDBで変更可能

はい

値の範囲

有効な日時書式マスク

基本

いいえ

値は、次のように引用符で囲む必要があります。

NLS_TIMESTAMP_FORMAT = 'YYYY-MM-DD HH:MI:SS.FF'

NLS_TIMESTAMP_FORMATの値は、初期化パラメータ・ファイルに設定することで指定できます。設定した値は、クライアントのクライアント環境変数として指定できます。

NLS_TIMESTAMP_FORMATの値は、初期化パラメータの値を変更してからインスタンスを再起動することによって変更できます。セッション中に値を変更するには、ALTER SESSION SET文を使用します。

ノート:

この初期化パラメータNLS_TIMESTAMP_FORMATの値は、このパラメータのセッション値の初期化に使用され、SQL問合せの処理で参照される実際の値です。クライアントがOracle JDBCドライバを使用しているか、クライアントがOCIベースでNLS_LANGのクライアント設定(環境変数)が定義されている場合、この初期値はクライアント側の値でオーバーライドされます。そのため、初期化パラメータ値は、通常、無視されます。

関連項目:

このパラメータの詳細は、『Oracle Databaseグローバリゼーション・サポート・ガイド』を参照してください