2.240 OPTIMIZER_DYNAMIC_SAMPLING

OPTIMIZER_DYNAMIC_SAMPLINGでは、データベースで動的統計を収集するタイミングと、統計の収集にオプティマイザが使用するサンプル・サイズの両方が制御されます。

特性 説明

パラメータ・タイプ

整数

デフォルト値

OPTIMIZER_FEATURES_ENABLE10.0.0以上に設定されている場合は2

OPTIMIZER_FEATURES_ENABLE9.2.0に設定されている場合は1

OPTIMIZER_FEATURES_ENABLE9.0.1以下に設定されている場合は0

変更可能

ALTER SESSIONALTER SYSTEM

PDBで変更可能

はい

値の範囲

0から11

基本

いいえ

ノート:

Oracle Database 12cリリース1 (12.1)以下のリリースでは、動的統計は動的サンプリングと呼ばれていました。

OPTIMIZER_DYNAMIC_SAMPLINGの値が11に設定されると、OPTIMIZER_FEATURES_ENABLEの設定はOPTIMIZER_DYNAMIC_SAMPLINGの設定に影響を与えません。

関連項目:

OPTIMIZER_DYNAMIC_SAMPLINGパラメータに設定可能な値(0から11)の詳細は、『Oracle Database SQLチューニング・ガイド』を参照してください。