2.250 OPTIMIZER_SESSION_TYPE

OPTIMIZER_SESSION_TYPEは、セッション内のSQL文に対してデータベースが自動索引作成を実行する方法を制御します。

特性 説明

パラメータ・タイプ

文字列

構文

OPTIMIZER_SESSION_TYPE = { NORMAL | CRITICAL | ADHOC }

デフォルト値

NORMAL

変更可能

ALTER SESSION

PDBで変更可能

いいえ

基本

いいえ

値は次のとおりです。

  • NORMAL

    自動索引作成がセッション内のSQL文に対して通常どおり実行されます。自動索引作成プロセスでは、自動索引候補が識別され、自動索引が作成され、それらがSQL文に対して検証されます。

  • CRITICAL

    自動索引作成がセッション内のSQL文に対して実行されますが、実行時間が長い文が優先されます。自動索引作成プロセスでは、自動索引候補が識別されて自動索引が作成されます。ただし、自動索引はSQL文に対して各文の経過実行時間の降順で検証されます。

  • ADHOC

    自動索引作成がセッション内のSQL文に対して一時停止します。自動索引作成プロセスで、自動索引候補の識別、自動索引の作成、SQL文に対する自動索引の検証が行われません。この設定は、非定型問合せの実行時または新機能のテスト時に便利です。

注意:

このパラメータは、Oracle Databaseリリース19c, バージョン19.6以降で使用可能です。

関連項目:

自動索引作成の動作方法の詳細は、Oracle Database管理者ガイドを参照してください