2.343 SQL92_SECURITY
SQL92_SECURITY
には、WHERE
またはSET
句で表列を参照するUPDATE
またはDELETE
文を実行するために、表に対するSELECT
権限がユーザーに付与されている必要があるかどうかを指定します。
特性 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
ブール値 |
デフォルト値 |
|
変更可能 |
いいえ |
PDBで変更可能 |
はい |
値の範囲 |
|
基本 |
いいえ |
SQL標準では、セキュリティ管理者には次の権限が必要であると定めています: WHERE
句またはSET
句により表列値を参照するUPDATE
文またはDELETE
文の実行において、表に対するSELECT
権限の所持を実行ユーザーに要求する権限。
値:
-
true
DELETE
文またはUPDATE
文のWHERE
句内で列を参照する場合、UPDATE
文のSET
句の割当ての右辺で列を参照する場合は、ユーザーはその列に対するSELECT
権限を所有する必要があります。 -
false
DELETE
文のターゲット表のDELETE
権限を持つユーザーは、ターゲット表の任意の列をWHERE
句で参照できます。UPDATE
文のターゲット表に対してUPDATE
権限を持つユーザーは、WHERE
句で、またはUPDATE
文のSET
句の任意の割当ての右辺で、ターゲットの任意の列を参照できます。