8.39 V$ASM_ACFS_SEC_REALM

V$ASM_ACFS_SEC_REALMは、Oracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)インスタンスにおける、Oracle ACFSセキュリティ・ファイル・システムのレルムごとのエントリを示します。また、このビューでは、GV$グローバル・ビューもサポートされています。

データ型 説明

REALM_NAME

VARCHAR2(255)

レルム名

REALM_STATUS

NUMBER

レルムのステータス:

  • disable

  • enable

REALM_ENCR_STATUS

NUMBER

レルムの暗号化ステータス:

  • disable

  • enable

レルムの暗号化ステータスが1の場合にのみ指定されます。値は128、192、256です。

REALM_ENCR_KEYLEN

NUMBER

暗号化キーの長さ。

レルムの暗号化ステータスが1の場合にのみ指定されます。値は128、192、256です。

REALM_ENCR_ALGO

VARCHAR2(7)

暗号化アルゴリズム

レルムの暗号化ステータスが1の場合にのみ指定されます。

REALM_DESC

VARCHAR2(1024)

レルムの説明

FS_NAME

VARCHAR2(1024)

ファイル・システムを識別するマウント・パス名

VOL_DEVICE

VARCHAR2(256)

ADVMボリューム名

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID

このビューの場合、値は常に0

関連項目:

ノート:

Oracle Flex ASM構成のノードにあるOracle ACFSファイル・システムまたはボリュームに関する情報を表示するには、ローカルのOracle ASMインスタンスではなくOracle ASMプロキシ・インスタンスに接続する必要があります。Oracle Flex ASMの詳細は、『Oracle Automatic Storage Management管理者ガイド』を参照してください。