8.85 V$AW_SESSION_INFO

V$AW_SESSION_INFOは、各アクティブ・セッションに関する情報を示します。

トランザクションは、クライアント・セッションとOracle OLAP間での1回のやり取りです。複数のコマンドを1つのトランザクション内で実行できます。

データ型 説明

SESSION_ID

NUMBER

セッションの一意の数値識別子

CLIENT_TYPE

VARCHAR2(64)

OLAP

SESSION_STATE

VARCHAR2(64)

TRANSACTING、NOT_TRANSACTING、EXCEPTION_HANDLING、CONSTRUCTING、CONSTRUCTED、DECONSTRUCTING、DECONSTRUCTED

SESSION_HANDLE

NUMBER

セッション識別子

USERID

VARCHAR2(64)

セッションをオープンしたデータベース・ユーザー名

TOTAL_TRANSACTION

NUMBER

セッション内で実行されたトランザクションの合計数(この数が、セッションでのアクティビティ・レベルの一般的な指標となる)

TRANSACTION_TIME

NUMBER

直前に完了したトランザクションの経過時間(ミリ秒)

TOTAL_TRANSACTION_TIME

NUMBER

トランザクションが実行されてからの合計経過時間(ミリ秒)

AVERAGE_TRANSACTION_TIME

NUMBER

トランザクションが完了するまでの平均経過時間(ミリ秒)

TRANSACTION_CPU_TIME

NUMBER

最後のトランザクションが完了するまでの合計CPU時間(ミリ秒)

TOTAL_TRANSACTION_CPU_TIME

NUMBER

このセッションですべてのトランザクションを実行するための合計CPU時間(この合計には現在実行中のトランザクションは含まれない)

AVERAGE_TRANSACTION_CPU_TIME

NUMBER

トランザクションを完了するまでの平均CPU時間(この平均には現在実行中のトランザクションは含まれない)

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID