8.112 V$BH

V$BHは、SGA内のバッファごとのpingの状態と数を示します。これはOracle Real Application Clustersビューです。

データ型 説明

FILE#

NUMBER

データ・ファイル識別子番号(ファイル名を確認するには、DBA_DATA_FILESまたはV$DBFILEを問い合せる)

BLOCK#

NUMBER

ブロック番号

CLASS#

NUMBER

クラス番号

STATUS

VARCHAR2(10)

バッファの状態:

  • free - 現在未使用

  • xcur - 排他

  • scur - 共有カレント

  • cr - 読取り一貫性

  • read - ディスクから読取り中

  • mrec - メディア・リカバリ・モード

  • irec - インスタンス・リカバリ・モード

  • pi - RACモードの過去イメージ

  • securefile - 保護されたファイル・バッファ

  • flashfree - 空のフラッシュ・キャッシュ・バッファ

  • flashcur - 現在のフラッシュ・キャッシュ・バッファ

  • pmemfree - 空きPMEMバッファ

  • pmemcur - 現在のPMEMバッファ

  • pmemcr - PMEMバッファの読取り一貫性/前のバージョン

XNC

NUMBER

この列は廃止されています。値は0にハードコードされている。

FORCED_READS

NUMBER

この列は廃止されています。値は0にハードコードされている。

FORCED_WRITES

NUMBER

この列は廃止されています。値は0にハードコードされている。

LOCK_ELEMENT_ADDR

RAW(4 | 8)

バッファを対象としているPCMロックを含むロック要素のアドレス。複数のバッファが同じアドレスを持っている場合、これらのバッファは同じPCMロックの対象になる。

LOCK_ELEMENT_NAME

NUMBER

バッファを対象としているPCMロックを含むロック要素のアドレス。複数のバッファが同じアドレスを持っている場合、これらのバッファは同じPCMロックの対象になる。

LOCK_ELEMENT_CLASS

NUMBER

バッファを対象としているPCMロックを含むロック要素のアドレス。複数のバッファが同じアドレスを持っている場合、これらのバッファは同じPCMロックの対象になる。

DIRTY

VARCHAR2(1)

Y - 変更されたブロック

TEMP

VARCHAR2(1)

Y - 一時ブロック

PING

VARCHAR2(1)

Y - pingされたブロック

STALE

VARCHAR2(1)

Y - 使い古されたブロック

DIRECT

VARCHAR2(1)

Y - ダイレクト・ブロック

NEW

CHAR(1)

常にN。この列は廃止されたが、旧バージョンとの互換性を保つために残されている。

OBJD

NUMBER

バッファが表すブロックのデータベース・オブジェクト番号

TS#

NUMBER

ブロックの表領域番号

LOBID

NUMBER

バッファがSecureFilesオブジェクトに属する場合、この列の値はそのSecureFilesオブジェクトの一意の識別子となる。その他のバッファ・タイプの場合は、この列の値に意味はない。

CACHEHINT

NUMBER

FLASH_CACHEおよびCELL_FLASH_CACHE列内の値の数値表現。このビューのFLASH_CACHEおよびCELL_FLASH_CACHE列の説明と可能な値を参照。

FLASH_CACHE

VARCHAR2(7)

セグメント・ブロックに対して使用されるデータベース・スマート・フラッシュ・キャッシュ・ヒント:

  • DEFAULT

  • KEEP

  • NONE

Solaris機能およびOracle Linux機能のみ。

CELL_FLASH_CACHE

VARCHAR2(7)

セグメント・ブロックに対して使用されるセル・フラッシュ・キャッシュ・ヒント:

  • DEFAULT

  • KEEP

  • NONE

関連項目: 詳細は、Oracle Exadata Storage Serverのソフトウェアのマニュアルを参照。

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID