8.126 V$CIRCUIT

V$CIRCUITは、バーチャル・サーキット(ディスパッチャおよびサーバーを介したデータベースへのユーザー接続)の情報を示します。

データ型 説明

CIRCUIT

RAW(4 | 8)

サーキット・アドレス

DISPATCHER

RAW(4 | 8)

カレント・ディスパッチャ・プロセス・アドレス

SERVER

RAW(4 | 8)

カレント・サーバー・プロセス・アドレス

WAITER

RAW(4 | 8)

サーキット(現在ビジー状態)が使用可能になるのを待機しているサーバー・プロセスのアドレス

SADDR

RAW(4 | 8)

サーキットにバインドされたセッションのアドレス

STATUS

VARCHAR2(16)

サーキットの状態:

  • BREAK - 現在中断中

  • EOF - 削除直前

  • OUTBOUND - リモート・データベースへの外部リンク

  • NORMAL - ローカル・データベース内への通常のサーキット

QUEUE

VARCHAR2(16)

サーキットが現在置かれているキュー:

  • COMMON - 共通キュー上にあり、サーバー・プロセスによるピック・アップを待機中

  • DISPATCHER - ディスパッチャを待機中

  • SERVER - 現在処理中

  • NONE - アイドル・サーキット

MESSAGE0

NUMBER

最初のメッセージ・バッファのメッセージのサイズ(バイト)

MESSAGE1

NUMBER

2番目のメッセージ・バッファのメッセージのサイズ(バイト)

MESSAGE2

NUMBER

3番目のメッセージ・バッファのメッセージのサイズ(バイト)

MESSAGE3

NUMBER

4番目のメッセージ・バッファのメッセージのサイズ(バイト)

MESSAGES

NUMBER

このサーキットを通過したメッセージの合計数

BYTES

NUMBER

このサーキットを通過した合計バイト数

BREAKS

NUMBER

このサーキットのブレーク(中断)の合計数

PRESENTATION

VARCHAR2(257)

クライアントおよびサーバーによって使用されるプレゼンテーション・プロトコル

PCIRCUIT

RAW(4 | 8)

親サーキットのアドレス

BOUND_TIME脚注1

NUMBER

サーキットと共有サーバーがバインドされた時間(1/100秒単位)

BOUND_REASON脚注1

VARCHAR2(32)

共有サーバーとサーキットをアンバインドできなかった理由(簡単な説明)を提供します。

サーキットがサーバーにバインドされていない場合、この列は空になります。

サーバーがサーキットの処理を開始すると、BOUND_REASONは空になり、(現在のリクエストの処理が終了した後に)サーバーがサーキットのアンバインドに失敗しないかぎり空のままになります。

この列が空でない場合、サーバーとサーキットがアンバインドされると(つまり、別の共有サーバーへのセッション移行を妨げているリソースが解除されると)クリアされます。

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID

脚注1 この列は、Oracle Databaseリリース19c, バージョン19.1以降で使用可能です。