9.44 V$LOCKED_OBJECT

V$LOCKED_OBJECTは、システム上のすべてのトランザクションが獲得したすべてのロックを示します。どのセッションがどのオブジェクト上にどのモードでDMLロック(TMタイプのエンキュー)を保持しているかを示します。

データ型 説明

XIDUSN

NUMBER

UNDOセグメント番号

XIDSLOT

NUMBER

スロット番号

XIDSQN

NUMBER

シーケンス番号

OBJECT_ID

NUMBER

ロック中のオブジェクトID

SESSION_ID

NUMBER

セッションID

ORACLE_USERNAME

VARCHAR2(128)

Oracleユーザー名

OS_USER_NAME

VARCHAR2(128)

オペレーティング・システムのユーザー名

PROCESS

VARCHAR2(24)

オペレーティング・システムのプロセスID

LOCKED_MODE

NUMBER

ロック・モード。この列の数値は、表ロックのロック・モードを表すこれらのテキスト値にマップされる。

  • 0 - NONE: ロックが要求されたが、まだ取得されていない

  • 1 - NULL

  • 2 - ROWS_S (SS): 行共有ロック

  • 3 - ROW_X (SX): 行排他表ロック

  • 4 - SHARE (S): 共有表ロック

  • 5 - S/ROW-X (SSX): 共有行排他表ロック

  • 6 - Exclusive (X): 排他表ロック

関連項目: 表ロックのロックモードの詳細は、『Oracle Database概要』を参照してください。

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID