9.130 V$PROCESS_MEMORY_DETAIL

V$PROCESS_MEMORY_DETAILは、自動的に取得された各スナップショットの動的PGAメモリーの使用状況に関する詳細情報を示します。

データ型 説明

PID

NUMBER

Oracleプロセス識別子

SERIAL#

NUMBER

Oracleプロセス・シリアル番号

CATEGORY

VARCHAR2(15)

カテゴリ名。カテゴリは次のとおり。

  • SQL

  • PL/SQL

  • OLAP

  • JAVA

  • Freeable

  • Other

NAME

VARCHAR2(26)

PGAメモリー割当てのコメント。パフォーマンス上の理由から、小さな割当てはMiscellaneousに設定されたNAMEと一緒にグループ化される可能性がある。

HEAP_NAME

VARCHAR2(15)

割当てが含まれる1つまたは複数のヒープの名前(同じ名前の場合)

BYTES

NUMBER

指定されたヒープ名および指定された割当てコメントで、プロセス内でヒープから割り当てたPGAメモリーのバイト数

ALLOCATION_COUNT

NUMBER

指定されたヒープ名でヒープ内にあり、プロセス内で見つかったコメントのある割当ての数

HEAP_DESCRIPTOR

RAW(4 | 8)

すべての割当てが1つのヒープからである場合、そのヒープのヒープ・ディスクリプタのアドレス。それ以外の場合、この列はNULL

PARENT_HEAP_DESCRIPTOR

RAW(4 | 8)

すべての割当てが1つのヒープからである場合、そのヒープの親ヒープ・ディスクリプタのアドレス。それ以外の場合、この列はNULL。ヒープに親がない場合は、この値は0。

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID