9.171 V$RESULT_CACHE_OBJECTS

V$RESULT_CACHE_OBJECTSは、すべてのオブジェクト(キャッシュされた結果および依存性の両方)とその属性を示します。

データ型 説明

ID

NUMBER

キャッシュ・オブジェクトの識別子(および最初のブロックのID)

TYPE

VARCHAR2(10)

キャッシュ・オブジェクトのタイプ:

  • Dependency

  • Result

  • Temp

STATUS

VARCHAR2(9)

オブジェクトの状態:

  • New - 結果は作成中

  • Published - 結果は使用可能

  • Bypass - 結果は使用されないようバイパスされる

  • Expired - 結果は有効期限を過ぎている

  • Invalid - 結果は使用できない

BUCKET_NO

NUMBER

オブジェクトの内部ハッシュ・バケット

HASH

NUMBER

オブジェクトのハッシュ値

NAME

VARCHAR2(387)

名前(SQLの接頭辞やPL/SQLの関数名など)

NAMESPACE

VARCHAR2(10)

ネームスペース:

  • SQL

  • PLSQL

  • KEY VECTOR

CREATION_TIMESTAMP

DATE

オブジェクトが作成された時刻

CREATOR_UID

NUMBER

オブジェクトを作成したUID

DEPEND_COUNT

NUMBER

依存性(TYPE = Result)または依存(TYPE = Dependency)の数

BLOCK_COUNT

NUMBER

キャッシュ・オブジェクト内のブロックの合計数

SCN

NUMBER

作成SCN(TYPE = Result)または無効化SCN(TYPE = Dependency)

COLUMN_COUNT

NUMBER

キャッシュされた結果内の列数脚注 1

PIN_COUNT

NUMBER

この結果に対するアクティブなスキャンの数脚注1

SCAN_COUNT

NUMBER

キャッシュされた結果に基づいて開始されたスキャンの合計数脚注1

ROW_COUNT

NUMBER

キャッシュされた結果内の行の合計数脚注1

ROW_SIZE_MAX

NUMBER

最大の行のサイズ(バイト単位)脚注1

ROW_SIZE_MIN

NUMBER

最小の行のサイズ(バイト単位)脚注1

ROW_SIZE_AVG

NUMBER

行の平均サイズ(バイト単位)脚注1

BUILD_TIME

NUMBER

キャッシュされた結果の作成にかかった時間(1/100秒単位)脚注1

LRU_NUMBER

NUMBER

LRUリストの位置(値が大きいほど使用してからの期間が短い)脚注1

OBJECT_NO

NUMBER

依存性オブジェクトのディクショナリ・オブジェクト番号脚注 2

INVALIDATIONS

NUMBER

オブジェクトが依存を無効にした回数脚注2

SPACE_OVERHEAD

NUMBER

結果のオーバーヘッド(バイト単位)脚注1

SPACE_UNUSED

NUMBER

結果の未使用領域(バイト単位)脚注1

CACHE_ID

VARCHAR2(387)

結果に対するCacheId(依存性の場合はオブジェクト名)

CACHE_KEY

VARCHAR2(387)

結果に対するCacheKey(依存性の場合はオブジェクト名)

CHECKSUM

NUMBER

結果オブジェクトのチェックサム。結果キャッシュ・オブジェクト内のすべてのブロックに対してチェックサムが計算され、そこからオブジェクト・ヘッダーが差し引かれる。

EDITION_ID

NUMBER

結果が計算されたときに使用中だったエディションのオブジェクトID

DB_LINK

VARCHAR2(3)

可能な値は次のとおり。

  • YES: 結果キャッシュ・オブジェクトはリモート・データベース・オブジェクトを参照しています

  • NO: 結果キャッシュ・オブジェクトはリモート・データベース・オブジェクトを参照していません

GLOBAL脚注3

VARCHAR2(3)

可能な値は次のとおり。

  • YES: オブジェクトは、リモート・データベース・インスタンスの結果キャッシュからフェッチされました

  • NO: オブジェクトは、このインスタンスで再計算されました(そのオブジェクトがリモート・データベース・インスタンスで使用できなかったか、システムによってリモート・データベース・インスタンスからのオブジェクトのフェッチが非効率とみなされたため)

SUBCACHE_ID脚注3

NUMBER

サブキャッシュID

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID

脚注1

これらの列は、TYPE = Resultの場合のみ有効。それ以外の場合は、NULL。

脚注2

これらの列は、TYPE = Dependencyの場合のみ有効。それ以外の場合は、NULL。

脚注3 この列は、Oracle Database 20c以降で使用可能です。