9.202 V$RULE_SET

V$RULE_SETは、ルール・セットの統計情報を示します。このビューの各行は、共有メモリーにロードされる各ルール・セットを示します。

ノート:

データベースのライブラリ・キャッシュが大きい場合、V$RULE_SETビューへの問合せがパフォーマンスの低下を引き起こすことがあります。

データ型 説明

OWNER

VARCHAR2(128)

ルール・セットの所有者

NAME

VARCHAR2(128)

ルール・セットの名前

CPU_TIME

NUMBER

ルール・セットの評価に費やした合計CPU時間(1/100秒)

ELAPSED_TIME

NUMBER

ルール・セットの評価に費やした合計経過時間(1/100秒)

FIRST_LOAD_TIME

DATE

現在キャッシュされているルール・セットのコピーが初めてロードされた時刻

LAST_LOAD_TIME

DATE

現在キャッシュされているルール・セットのコピーが最後にロードされた時刻

LAST_LOADING_TIME

NUMBER

最後にルール・セットをロードしたときに費やした合計経過時間(1/100秒)

SHARABLE_MEM

NUMBER

ルール・セットが使用する共有メモリー(バイト数)

RELOADS

NUMBER

ルール・セット・オブジェクトが共有メモリーで再ロードされた回数

INVALIDATIONS

NUMBER

ルール・セット・オブジェクトが無効にされた回数

EVALUATIONS

NUMBER

ルール・セットに対する評価の数

FIRST_HIT_EVALUATIONS

NUMBER

stop_on_first_hitTRUEに設定して実行した、ルール・セットに対する評価の数

SIMPLE_RULES_ONLY_EVALUATIONS

NUMBER

simple_rules_onlyTRUEに設定して実行した、ルール・セットに対する評価の数

SQL_FREE_EVALUATIONS

NUMBER

ルールの評価のために内部でSQLを発行せずに実行したルール・セットに対する評価の数

SQL_EXECUTIONS

NUMBER

ルール・セットの評価中に実行されたSQL文の合計

CONDITIONS_PROCESSED

NUMBER

ルール・セットの評価中に処理された高速(索引付き)条件の合計

TRUE_RULES

NUMBER

ルール・セットの評価中に戻されたTRUEルールの合計

MAYBE_RULES

NUMBER

ルール・セットの評価中に戻されたMAYBEルールの合計

VARIABLE_VALUE_FUNCTION_CALLS

NUMBER

ルール・セットの評価中に、変数の値を取得するために作成したユーザー定義ファンクション(RE$VARIABLE_TYPEvariable_value_functionフィールドで指定)に対して行われたコールの合計数

VARIABLE_METHOD_FUNCTION_CALLS

NUMBER

ルール・セットの評価中に、変数のメソッドの値を取得するために作成したユーザー定義ファンクション(RE$VARIABLE_TYPEvariable_method_functionフィールドで指定)に対して行われたコールの合計数

EVALUATION_FUNCTION_CALLS

NUMBER

ルール・セットの評価中に、ユーザー定義の評価ファンクション(DBMS_RULE_ADM.CREATE_EVALUATION_CONTEXTプロシージャに対するevaluation_function引数として指定)に対して行われたコールの合計数

RESULT_CACHE_HITS

NUMBER

このルール・セットを評価するすべてのセッションでの結果キャッシュのヒット数

IS_RESULT_CACHE

VARCHAR2(3)

このルール・セットの結果をキャッシュできるかどうか(YES | NO)

RESULT_CACHE_ELEMENTS

NUMBER

結果キャッシュ内でキャッシュされたエレメント数

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID

関連項目:

DBMS_RULE_ADM.CREATE_EVALUATION_CONTEXTプロシージャの詳細は、『Oracle Database PL/SQLパッケージおよびタイプ・リファレンス』を参照してください。