10.92 V$SYS_TIME_MODEL
V$SYS_TIME_MODEL
は、様々な操作に対してセッション全体に蓄積された時間を示します。レポートされる時間は、経過時間またはCPU時間(マイクロ秒)の合計です。定期操作では、時間データの最大5秒分がバッファされます。具体的には、定期操作(SQLの実行など)の実行に長時間かかる場合、このビューで公開されるデータは、操作に対して蓄積された時間のうち最大5秒分が欠落した値となることを意味します。
時間値は8バイトの整数で示されるため、折返しまでに約580,000年に相当する時間を格納できます。バックグラウンド・プロセス時間は、特別に統計対象に指定しないかぎり、統計値には含まれません。
列 | データ型 | 説明 |
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時間統計の統計識別子 |
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統計名(表10-1を参照) |
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システムがこの操作に要した時間(マイクロ秒) |
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データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。
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ノート:
CDBのルートから問合せを行った場合、このビューにはインスタンス全体のデータが表示され、CON_ID
列の値が0
になります。