10.125 V$UNUSABLE_BACKUPFILE_DETAILS

V$UNUSABLE_BACKUPFILE_DETAILSは、使用不可または期限切れとマークされているバックアップ・ファイル(バックアップ・ピース、プロキシ・コピーまたはコピー)に関する情報を示します。ビューのいずれかの行を選択し、BTYPE_KEYまたはFILETYPE_KEYを使用して、バックアップ・ファイル・セットまたは特定のファイルの状態を使用可能に変更できます。
データ型 説明

SESSION_KEY

NUMBER

セッション識別子

SESSION_RECID

NUMBER

セッションのレコードID

SESSION_STAMP

NUMBER

セッション・スタンプ

RMAN_STATUS_RECID

NUMBER

制御ファイルの対応する行のレコードID

RMAN_STATUS_STAMP

NUMBER

制御ファイル内の行のタイムスタンプ

BTYPE

CHAR(9)

バックアップ・タイプのコンテナ。可能な値は、BACKUPSETIMAGECOPYPROXYCOPY

BTYPE_KEY

NUMBER

バックアップ・タイプの一意の識別子。BS_KEYまたはCOPY_KEY

ID1

NUMBER

BACKUPSETの場合は、SET_STAMPが含まれる。

IMAGECOPYまたはPROXYCOPYの場合は、制御ファイルのRECIDが含まれる。

ID2

NUMBER

BACKUPSETの場合は、SET_COUNTが含まれる。

IMAGECOPYまたはPROXYCOPYの場合は、STAMPが含まれる。

FILETYPE

VARCHAR2(15)

ファイルのタイプ。表示される値: BACKUPPIECECOPYPROXYCOPY

FILETYPE_KEY

NUMBER

ファイルがバックアップ・ピースの場合はバックアップ・ピース・キー、それ以外の場合はCOPY_KEY

STATUS

VARCHAR2(1)

バックアップ・ファイルの状態: U(使用不可)またはX(期限切れ)

FILESIZE

NUMBER

ファイルのサイズ

DEVICE_TYPE

VARCHAR2(17)

ファイルが保管されるデバイスのタイプ

FILENAME

VARCHAR2(513)

ファイル名

MEDIA

VARCHAR2(65)

コピーが保管されるメディア名。この値は情報提供用。リストアには不要。

MEDIA_POOL

NUMBER

コピーが保管されるメディア・プール。これはRecovery ManagerのBACKUPコマンドのPOOLオペランドに入力された値と同じ値です。

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID