3.1 静的データ・ディクショナリ・ビュー
DICTIONARYを検索してください。
多くのデータ・ディクショナリ表には、対応するビューが3種類あります。
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ALL_ビューには、カレント・ユーザーのスキーマの情報など、カレント・ユーザーからアクセス可能な情報がすべて表示されます。ユーザーが他のスキーマのオブジェクトにアクセスする権限またはロールを付与されている場合には、それらのオブジェクトの情報も表示されます。 -
DBA_ビューには、データベース全体の関連情報がすべて表示されます。DBA_ビューは、管理者のみが使用するように設計されています。SYSDBAシステム権限またはSELECT ANY DICTIONARY権限、またはSELECT_CATALOG_ROLEロールを持つユーザー、または権限を直接付与されたユーザーのみが、これらを問い合せることができます。SELECT ANY DICTIONARY権限は、システムの初回インストールの際にDBAロールに割り当てられます。 -
USER_ビューには、カレント・ユーザーのスキーマの情報がすべて表示されます。これらのビューの問合せを行うために特別な権限は必要ありません。
1つのデータ・ディクショナリ表に対応するALL_、DBA_およびUSER_ビューの列は、通常ほぼ同一です。そのため、これらのビューについては、この章でアルファベット順で最初に出てきた箇所でのみ詳しく説明し、その他の箇所ではリストしますが、詳しくは説明しません。
関連項目:
「静的データ・ディクショナリ・ビューの説明」に、このマニュアルに記載されているビューの説明の、アルファベット順のリストがあります。