第II部 空間Webサービス
このマニュアルは、次のように構成されています。
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「概念および使用方法」では、Oracle Spatial and Graphの概念および使用方法について説明します。
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第II部では、Oracle Spatial and GraphのWebサービスの概念および使用方法について説明します。
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「リファレンス情報」では、Oracle Spatial and Graphの演算子、ファンクションおよびプロシージャに関するリファレンス情報について説明します。
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「補足情報」では、補足情報(付録および用語集)を示します。
第II部は、次の章で構成されています。
- 空間Webサービスの概要
この章では、Oracle Spatial and Graphでサポートされる空間Webサービスについて説明します。 - 住所データのジオコーディング
ジオコーディングとは、住所を空間位置(経度と緯度の座標)に関連付ける処理のことです。 - ビジネス・ディレクトリ(イエロー・ページ)のサポート
Oracle Spatial and Graphでは、OpenLSビジネス・ディレクトリ(イエロー・ページ(YP))サービスに対するサポートが提供されます。 - ルーティング・エンジン
Spatial and Graphルーティング・エンジン(ルーティング・エンジンとも呼ばれます)を使用すると、次の機能を提供するXMLベースのWebサービスをホストできます。 - OpenLSのサポート
この章では、Open GeoSpatial Consortium (OGC)のOpen Location Services Initiative (OpenLS)バージョン1.0および1.1に基づいた、Webサービスに対するOracle Spatial and Graphのサポートについて説明します。 - Web Feature Service (WFS)のサポート
Oracle Spatial and Graphには、Web Feature Service (WFS)のサポートが含まれています。 - Web Coverage Service (WCS)のサポート
この章では、"カバレッジ"の取得をサポートするWeb Coverage Service Interface Standard (WCS)のOpen GIS Consortium (OGC)標準のOracle Spatial and Graphの実装について説明します。(OGCによると、"カバレッジ"とは地理空間データの電子的エンコーディング、つまり、空間および時間で変化する現象を表すデジタル地理空間情報のことです)。 - Catalog Services for the Web (CSW)のサポート
Oracle Spatial and Graphは、OpenGISコンソーシアム仕様のカタログ・サービスを実装しています。