DROP CONTEXT

目的

DROP CONTEXT文を使用すると、データベースからコンテキスト・ネームスペースを削除できます。

コンテキスト・ネームスペースを削除した場合でも、ユーザー・セッションに設定されたネームスペースのコンテキストは無効になりません。ただし、ユーザーがそのコンテキストを設定しようとした場合、そのコンテキストは無効になります。

関連項目:

コンテキストの詳細は、「CREATE CONTEXT」および『Oracle Databaseセキュリティ・ガイド』を参照してください。

前提条件

DROP ANY CONTEXTシステム権限が必要です。

構文

セマンティクス

namespace

削除するコンテキスト・ネームスペースの名前を指定します。組込みネームスペースUSERENVは削除できません。

関連項目:

USERENVネームスペースの詳細は、「SYS_CONTEXT」を参照してください。

アプリケーション・コンテキストの削除: 例

次の文は、CREATE CONTEXTで作成したコンテキストを削除します。

DROP CONTEXT hr_context;