DROP DATABASE LINK

目的

DROP DATABASE LINK文を使用すると、データベースからデータベース・リンクを削除できます。

関連項目:

データベース・リンクの作成方法については、「CREATE DATABASE LINK」を参照してください。

前提条件

プライベート・データベース・リンクは自分のスキーマにある必要があります。パブリック・データベース・リンクを削除する場合は、DROP PUBLIC DATABASE LINKシステム権限が必要です。

構文

drop_database_link::=

セマンティクス

PUBLIC

PUBLICを指定すると、PUBLICデータベース・リンクを削除できます。

dblink

削除するデータベース・リンクの名前を指定します。

データベース・リンクの削除の制限事項

他のユーザーのスキーマ内のデータベース・リンクは削除できません。また、データベース・リンク名ではピリオドが許可されるため、スキーマ名でdblinkを修飾することはできません。そのため、ralph.linktosalesのような名前を付けた場合、スキーマralphの中のlinktosalesという名前のデータベース・リンクであるとはみなされず、名前全体が自分のスキーマにあるデータベース・リンク名であると解析されます。

データベース・リンクの削除: 例

次の文は、パブリック・データベース・リンクremote (「パブリック・データベース・リンクの定義: 例」で作成)を削除します。

DROP PUBLIC DATABASE LINK remote;