DROP TYPE BODY

目的

オブジェクト型はPL/SQLを使用して定義されます。オブジェクト型の作成、変更および削除の詳細は、『Oracle Database PL/SQL言語リファレンス』を参照してください。

DROP TYPE BODY文を使用すると、オブジェクト型、VARRAY型またはネストした表型の本体を削除できます。型本体を削除しても、オブジェクト型の仕様部は残ります。また、削除した型本体は再作成できます。本体を再作成する前でも、そのオブジェクト型は使用できます。ただし、メンバー・ファンクションはコールできません。

前提条件

オブジェクト型の本体が自分のスキーマ内にある必要があります。自分のスキーマ内にない場合は、DROP ANY TYPEシステム権限が必要です。

構文

drop_type_body::=

セマンティクス

schema

オブジェクト型が含まれているスキーマを指定します。schemaを指定しない場合、オブジェクト型は自分のスキーマ内にあるとみなされます。

type_name

削除するオブジェクト型の本体の名前を指定します。

型本体の削除の制限事項

型依存性または表依存性のない型本体のみ削除できます。

オブジェクト型本体の削除: 例

次の文は、オブジェクト型本体data_typ1を削除します。このオブジェクト型を作成する例については、『Oracle Database PL/SQL言語リファレンス』を参照してください。

DROP TYPE BODY data_typ1;