始める前に
クラスタのメッセージング・モード(ユニキャストまたはマルチキャスト)の選択の詳細は、クラスタ内通信を参照してください。
既存のWebLogic Server環境内でクラスタを作成している場合、または旧バージョンのWebLogic Serverとの下位互換性を確保する必要がある場合は、マルチキャスト・メッセージング・タイプを使用する必要があります。IPマルチキャストは、複数のアプリケーションが指定されたIPアドレスとポート番号にサブスクライブしてメッセージをリスニングできるようにする単純なブロードキャスト技術です。
「マルチキャスト・アドレス」に、新しいクラスタのマルチキャスト・アドレスを入力します。マルチキャスト・アドレスは、224.0.0.0から239.255.255.255の範囲のIPアドレスです。有効な範囲は、224.0.0.0から239.255.255.255までです。WebLogic Serverで使用されるデフォルト値は239.192.0.0です。x.0.0.1の範囲内のマルチキャスト・アドレスは使用しないようにします。このアドレスは、このクラスタに対して一意である必要があり、他のアプリケーションとは共有できません。
「マルチキャスト・ポート」に、新しいクラスタのマルチキャスト・ポートを入力します。マルチキャスト・ポートは、クラスタ・メンバーが相互に通信するために使用されます。有効な値は1から65535までです。
結果
「クラスタの概要」表に、新しいクラスタが表示されます。