JMSサーバーを作成した後には、ログ・ファイルのデフォルト名を変更できるとともに、古いログ・メッセージを別のファイルに移動(ローテーション)するための条件を構成できます。JMSサーバーのログ・ファイルには、メッセージの生成、消費、および削除など、JMSメッセージが通過する基本的なイベントが含まれます。ただし、このJMSサーバーでターゲット指定されているJMSモジュール内で宛先に対するロギングが有効化されている必要があります。
メッセージ・ログの内容には、常にメッセージIDと相関IDが含まれますが、特定の宛先に関するメッセージ・タイプやユーザー・プロパティなどの情報も構成できます。
JMSサーバーのログ・ファイル・パラメータを構成するには:
絶対パス名か、またはサーバーのルート・ディレクトリを基準にした相対パス名を入力します。ノード・マネージャを使用して管理対象サーバーを起動した場合、ルート・ディレクトリはノード・マネージャ・プロセスをホストするコンピュータに存在します。詳細は、サーバーのルート・ディレクトリを参照してください。
「サイズ」
を選択します。
filename.log
という新しいファイルに蓄積されます。
「時間」
を選択します。
hh
:mm
というフォーマットを使用します。hh
は24時間形式の時間、mm
は分数です。指定された時刻になると、現在のログ・ファイルがローテーションされます。指定した時刻がすでにすぎている場合、JMSサーバーは即座にファイルのローテーションを開始します。以後、「ローテーション間隔」で指定した間隔でログ・ファイルがローテーションされます。
各フィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
絶対パス名か、またはサーバーのルート・ディレクトリを基準にした相対パス名を入力します。デフォルトでは、ローテーションされたファイルはログ・ファイルと同じディレクトリに格納されます。
詳細は、サーバーのルート・ディレクトリを参照してください。
結果
完了した後に
「ログ・ファイル名」、「ログ・ファイル・ローテーションのディレクトリ」、または「起動時にログ・ファイルをローテーションする」を変更した場合は、サーバーを再起動する必要があります。