管理コンソール・オンライン・ヘルプ

前 次 新規ウィンドウで目次を開く
ここから内容の開始

組込みLDAPサーバーの構成


組込みLDAPサーバーには、ユーザー、グループ、グループ・メンバーシップ、セキュリティ・ロール、セキュリティ・ポリシー、および資格証明マップ情報が格納されます。デフォルトでは、各WebLogic Serverドメインに、各属性のデフォルト値が構成されている組込みLDAPサーバーが1つあります。WebLogicの認証、認可、資格証明マッピング、およびロール・マッピングの各プロバイダでは、データベースとして組込みLDAPサーバーを使用します。新しいセキュリティ・レルムでこれらのプロバイダを使用する場合は、組込みLDAPサーバーのデフォルト値を変更して、環境に合せて最適化できます。

組込みLDAPサーバーを構成するには:

  1. まだ行っていない場合、管理コンソールのチェンジ・センターで「ロックして編集」をクリックします(チェンジ・センターの使用を参照)。
  2. 左ペインで、構成するドメインの名前(mydomainなど)をクリックします。
  3. 「セキュリティ」組込みLDAP」を選択して、適切な値を設定します。
  4. 保存」をクリックして変更を保存します。
  5. 「チェンジ・センター」で、「変更のアクティブ化」をクリックします。
  6. WebLogic Serverを再起動します。

    ノート: WebLogicセキュリティ・プロバイダは、組込みLDAPサーバーにデータを格納します。WebLogicセキュリティ・プロバイダを削除しても、組込みLDAPサーバーのセキュリティ・データは自動的には削除されません。そのプロバイダを再び使用するときのために、セキュリティ・データは組込みLDAPサーバーに残ります。外部LDAPブラウザを使用して、組込みLDAPサーバーのセキュリティ・データを削除してください。


先頭に戻る