追加の問合せキャッシュ・パラメータの手動での編集

追加の問合せキャッシュ・パラメータをNQSConfig.INIファイルに設定できます。

次のようなパラメータがあります。

  • DATA_STORAGE_PATHSパラメータは、問合せキャッシュ記憶域用の1つ以上のディレクトリと、各記憶域ディレクトリの最大サイズを指定します。これらのディレクトリは、キャッシュされた問合せ結果を保存するのに使用され、キャッシュ・ヒットが発生するとアクセスされます。キャッシュ・ヒットの発生の詳細は、「キャッシュ・ヒットについて」を参照してください。

    キャッシュ記憶域ディレクトリは、パフォーマンスに優れたストレージ・デバイス上に存在し、キャッシュ記憶域専用であることが理想です。キャッシュ記憶域ディレクトリがいっぱいになり始めると、最低使用頻度(LRU)のエントリが破棄されて、新しいエントリ用の領域が確保されます。

  • MAX_ROWS_PER_CACHE_ENTRYパラメータは、キャッシュ・エントリの最大行数を制御します。行数の制限は、大量の行を返すリソース集中型の問合せによるキャッシュ領域の使用を防ぐのに有効な手段です。問合せが返す行数がMAX_ROWS_PER_CACHE_ENTRYパラメータで指定される値を超える場合、問合せはキャッシュされません。

  • 通常、以前に実行した問合せからキャッシュ・ヒットが得られる場合、新しい問合せはキャッシュに追加されません。POPULATE_AGGREGATE_ROLLUP_HITSパラメータは、以前に実行した問合せの集計をロールアップしてキャッシュ・ヒットが発生した場合、このデフォルトを上書きします。

追加の問合せキャッシュ・パラメータの詳細は、「構成ファイル設定」を参照してください。