Linuxシステムでの起動に関する問題の解決

Linuxシステムでは、グラフィカル・ユーザー・インタフェースのxtermでカタログ・マネージャを起動する必要があります。

xtermの例として、ネイティブgnome、kdeコンソール、VNC、またはローカルxサーバー(Xming、Tarantella、Hummingbird Exceed、Citrixなど)があげられます。(これらの例は、動作保証やサポートに関する声明を構成するものではありません。)PuTTy、FSecure、またはコマンドラインSSHなどのASCIIテキスト端末を使用して、カタログ・マネージャのグラフィカル・ユーザー・インタフェースを起動することはできません。

カタログ・マネージャが起動されない場合は、次の点を確認します。

  • xclockやxeyesなどのネイティブ・アプリケーションを実行できること。

  • ネイティブ・コンソールまたはVNCを使用してコントロール・マネージャを起動できること。場合によって、オペレーティング・システムの管理者がX-Windowsをロックすることがあります。

  • 次に示す、すべてのxterm接続を可能にするコマンドを実行できること。

    xhost +

  • デバッグが使用可能なコマンドラインからカタログ・マネージャを実行し、次のコマンドを使用して、追加の出力が生成されるかどうかを確認できること。

    ./runcat.sh -consoleLog -noExit

  • straceなどのオペレーティング・システム・ユーティリティを使用して、runcat.shコマンドの実行をトレースし、ライブラリやファイルをオープンできないなどのエラー・メッセージが生成されるかどうかを確認できること。Eclipse Javaプラグインを使用できます。この場合、Standard Widget Toolkit (SWT)をインストールし、続けてGTK (Gimp Toolkit) をインストールすることが必要になります。次のコマンドを入力します。

    strace -aef -o ./runcat_trace.txt runcat.sh