セキュリティ・オプション

セキュリティ・オプションを使用して、分析およびダッシュボードでユーザーが特定のアクションを実行する方法を制御します。

これらのオプションは分析およびダッシュボードにのみ適用されます。データ・ビジュアライゼーションには適用されません。

ノート:

Oracle BI Enterprise Edition 12cでは、構成ファイルを使用して様々な設定をカスタマイズします。Oracle Analytics Serverでは、コンソール(「システム設定」ページ)を使用できます。Oracle BI Enterprise Edition 12cからOracle Analytics Serverにアップグレードする場合、構成ファイルの設定は保持されますが、「システム設定」ページに値は表示されません(つまり、空白で表示されます)。「システム設定」ページで値を再入力する必要はありませんが、明確にするために、再入力することもできます。

システム設定 詳細情報
アクションでの安全ドメインの強制

ユーザーが分析およびダッシュボードに追加したアクション・リンクが、任意のURLを起動できるか、管理者が安全ドメイン・リストで指定したURLのみを起動できるかを決定します。

  • Enabled — 安全ドメイン・リストにないURLを起動するアクションは許可されません。
  • Disabled — URLが安全ドメインとしてリストされていなくても、URLを起動するアクションを許可します。

デフォルト: 新しいサービスではEnabledであり、既存サービスではDisabledです。

再起動が必要: いいえ

HTMLコンテンツの許可

書式設定が適用可能な各種ダイアログやエディタに「HTMLマークアップを含みます」オプションを表示するかどうかを決定します。このオプションを使用すると、ユーザーは有効なHTMLマークアップを使用してコンテンツを書式設定できます。

  • Enabled — 追加の書式設定が有効な各種ダイアログに「HTMLマークアップを含みます」オプションを表示します。例:

    • 分析の場合: 分析エディタ、「分析プロパティ」ダイアログ、「列のプロパティ」ダイアログ、「新規計算済メジャー」ダイアログ内。
    • ダッシュボードの場合: 「ダッシュボードのプロパティ」ダイアログ内。
  • Disabled「HTMLマークアップを含みます」オプションを非表示にします。ユーザーはプレーン・テキストのみ入力できます。

ノート:

セキュリティ上の理由により、Oracle BI Enterprise Edition 12cからOracle Analytics Serverにアップグレードすると、このオプションは無効になります。Oracle Analytics Serverでこの機能を有効にするには、「HTMLコンテンツの許可」を有効にする必要があります。

デフォルト: Disabled

再起動が必要: はい

ブラウザ・スクリプト・アクションのURL

カスタム・ブラウザ・スクリプト・アクションが含まれるJavaScriptファイルのURLを指定します。

デフォルト: 値なし。

再起動が必要: はい