エラー・メッセージの言語が決定される仕組みの理解

プレゼンテーション・サービスでは、エラー・メッセージの言語はNQ_SESSION.WEBLANGUAGEセッション変数に基づいて設定されます。

プレゼンテーション・サービスでは、インストレーション時にこの変数のデフォルト値が指定されます。この値は、ユーザーがOracle Analyticsサインイン・ページで言語を選択すると更新されます。

サード・パーティのクライアントを含むその他のクライアントでは、エラー・メッセージの言語は次の優先順位モデルにより決定されます。

  • エラー・メッセージの言語はWEBLANGUAGEセッション変数に基づいて設定されます。

  • WEBLANGUAGEセッション変数が設定されていない場合、エラー・メッセージの言語は、プレゼンテーション・サービスへのアクセスで使用されるODBCデータ・ソース名(DSN)に指定されたエラー言語に基づいて設定されます。

  • ODBC DSNにエラー・メッセージの言語が設定されていない場合は、ORACLE_BI_LANG環境変数で指定されている言語がエラー・メッセージに対して使用されます。

    ORACLE_BI_LANGの値を変更するには、NQSConfig.INIでこの変数の文字コードを更新します。サポートされている言語の文字コードは、ORACLE_HOME/bi/bifoundation/server/localeディレクトリで確認できます(たとえば、enは英語を表し、pt-BRはポルトガル語/ブラジル語を表します)。

  • ORACLE_BI_LANG環境変数が設定されていない場合、エラー・メッセージは英語で表示されます。

管理ツールおよびジョブ・マネージャのクライアントでは、WEBLANGUAGEセッション変数は設定されないので注意してください。したがって、これらのクライアントは、ODBC DSNエラー・メッセージ設定以降の優先順位モデルに従います。