ログ情報、エラー・メッセージおよびアラートを表示するためのFusion Middleware Controlの使用
Fusion Middleware Controlログ・ビューアを使用して、コンポーネントのログ・エントリを検索して表示できます。
ログ・ファイルでは、ログ・メッセージを検索したり、特定の日付範囲、ユーザー、ユーザー・トランザクションまたはメッセージのレベル(エラー、警告、通知など)をターゲットにするといったフィルタを適用できます。Fusion Middleware Controlログ・ビューアから、ログ・ファイル全体を表示することもできます。
エラー・メッセージと警告のログ・エントリが複数のログ・ファイルにまたがって生成される場合、その追跡は困難です。しかし、複数のログ・ファイルにわたる特定のユーザー・トランザクションのログ情報を表示することが可能です。トランザクション・レベルのロギングでは、実行コンテキストID(ECID)と呼ばれる一意のトランザクションIDを、ユーザー・リクエストに応答して生成されるすべてのログおよびエラー・メッセージに関連付けています。このロギングによって、基となる問題の原因を迅速に診断できます。ただし、ログ内のメッセージによっては(たとえば、サーバーの起動や停止のシステム・メッセージ)、トランザクション属性がありません。クライアント・リクエストに関連するすべてのログ・メッセージは、トランザクション属性を持ちます。
この手順を始める前に、Fusion Middleware Controlの使用に記載されている情報についてよく理解しておく必要があります。