診断ログ・ファイルの概要とその位置
診断ログ・ファイルには、Oracle Analyticsサーバーによって生成されるメッセージ情報が格納されます。
これらのログ・ファイルは、次の場所に保存されています。
BI_DOMAIN/servers/INSTANCE_KEY/logs
(システム・コンポーネント用)
BI_DOMAIN/servers/WLS_SERVER_NAME/logs
(JEEコンポーネント用)。
例:
oraclehome/user_projects/domains/bi/servers/obis1/logs
(BIサーバー用)
oraclehome/user_projects/domains/bi/servers/AdminServer/logs
(JEE管理サーバー用)
次の診断ログ・ファイルが使用されます。
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プレゼンテーション・サービス
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\CatalogCrawler\sawcatalogcrawlerlogsysn.log - カタログ・クローラのログ・ファイル。Fusion Middleware Controlログ・ビューアで検索できません。
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sawlogn.log - 診断ログ出力の最新部分に相当し、Fusion Middleware Controlログ・ビューアで検索できる、プレゼンテーション・サービスのログ・ファイル。
プレゼンテーション・サービスのロギングの詳細は、Oracle BIサーバーでの情報の記録を参照してください。
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Oracle BIサーバー
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obis<n>_query.log - Oracle BIサーバー問合せログ。Fusion Middleware Controlログ・ビューアで検索できません。
たとえば、<n> = -1、-2などです。
ノート: 日付およびタイムスタンプはログ・ファイルにあります。
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obis1-diagnostic<n>.log — Oracle BIサーバー・メイン診断ログ。Fusion Middleware Controlログ・ビューアで検索できます。
たとえば、<n> = 1、2などです
ノート: 日付およびタイムスタンプはログ・ファイルにあります。
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nqsadmintool.log - 管理ツールのログ。
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Oracle BIサーバー・ユーティリティ - たとえば、biserverxmlexecやequalizerpdsも、実行時に独自のログを生成します。
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JavaHost
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jh.log - JavaHost Serverのメイン診断ログ。Fusion Middleware Controlログ・ビューアで検索できます。
ノート: 日付およびタイムスタンプはログ・ファイルにあります。
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Oracle BIスケジューラ
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nqscheduler.log - Oracle BIスケジューラのログ・ファイル。Fusion Middleware Controlログ・ビューアで検索できます。
ノート: 日付およびタイムスタンプはログ・ファイルにあります。
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クラスタ・コントローラ
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nqcluster.log - クラスタ・コントローラの診断ファイル。Fusion Middleware Controlログ・ビューアで検索できます。
ノート: 日付およびタイムスタンプはログ・ファイルにあります。
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BI JEEログ(アクション・サービスおよびセキュリティ・サービス)。次のログ・ファイルは両方とも、Fusion Middleware Controlログ・ビューアで検索できます。
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AdminServer-diagnostic.log
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bi_server1-diagnostic.log
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ノート:
ログ・ファイルnqcluster.log、nqscheduler.logおよびobis1-diagnostic<n>.logについては、ファイルにメッセージがログ記録されるタイムゾーンを設定できません。メッセージは、グリニッジ標準時(GMT)でファイルにログ記録されます。Fusion Middleware Controlログ・ビューアでメッセージを表示する際は、ローカルのタイムゾーンでメッセージが表示されます。