テキスト文字列の検索と置換のためのXMLファイル形式
検索および置換のXMLファイルでは、action要素を使用して検索および置換する各テキスト文字列を識別します。
action要素は、commands要素に含まれています。action要素の属性は次のとおりです。
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command - 置換するテキストを指定します。有効な値は次のとおりです。
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textReplace - 列名など、XMLファイル内で一致するすべてのテキストを置き換えます。
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oldValue - 検索するテキスト文字列を指定します。
検索および置換のXMLファイルでtextReplaceコマンドにこの属性を指定する場合は、一般的な文字列とは異なり、完全なJava regex構文を使用する必要があります。文字列を置換するには、次を実行する必要があります。
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Java regex特殊文字(角カッコ、丸カッコ、ドル記号、カレットなど)はすべてエスケープします。
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バックスラッシュや引用符などの「一般的な」特殊文字をエスケープします。
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XMLファイルで作業しているため、HTMLの特殊文字(引用符やアンパサンドなど)はすべてエスケープします。
完全なJava regex構文については、次のドキュメントを参照してください。
次の表は、検索基準内のregex構文で使用するためのサンプル文字列を示しています。
入力した検索文字列 結果 a
検索文字列の前後にワイルドカードを追加し(たとえば、*a*)、検索でaという文字を含む結果を返すことが可能になります。
^a
検索文字列の後にワイルドカードを追加し(たとえば、a*)、検索でaという文字で始まる結果を返すことが可能になります。
a$
検索文字列の前にワイルドカードを追加し(たとえば、*a)、検索でaという文字で終わる結果を返すことが可能になります。
a\*
アスタリスク(*)が後に続く文字を含む文字列(たとえば、a*)を明示的に検索します。
?
疑問符(?)を文字とアスタリスク(*)とともに使用し、文字のゼロ(0)個以上の出現を返します。たとえば、?a*では、aという文字の0個以上の出現が返されます。
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newValue - 置換テキストを指定します。
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ignoreCase - trueに設定すると大文字と小文字が区別されず、falseに設定すると大文字と小文字が区別されます。デフォルト値はfalseです。