バースティング定義のデータ・モデルへの追加

バースティング定義表で、新規バースティング定義を、名前、タイプ、データソースおよびその他のプロパティを指定して作成します。

前提条件:

  • このデータ・モデルのデータ・セットが定義されています。
  • データ・セットは、バースティング定義でデータを分割する要素によって、ソートまたはグループ化されること。
  • Publisherで配信および書式設定の情報を使用できること。次のいずれかの方法で、実行時の情報をPublisherに提供できます。
    • Publisherで使用できるデータベース表に情報を格納する(動的な配信定義の場合)。
    • 情報を配信SQLでハードコードする(静的な配信定義の場合)。
  • このデータ・モデルのレポート定義が作成済であり、レポート・データに適用されるレイアウトを含んでいること。

バースティング定義をデータ・モデルに追加してバースティングをレポートで有効にするには:

  1. データ・モデル・エディタのコンポーネント・ペインで、「バースティング」をクリックして、バースティング問合せを作成するためのSQLデータ・セットを作成します。
  2. 「バースティング定義」表で、「新規バースティングの作成」ボタンをクリックします。
  3. このバースティング定義用に、次の項目を入力します。

    名前 - 問合せの名前を入力します。例: Burst to File

    タイプ - 「SQL問合せ」を選択します。現在サポートされているタイプは「SQL問合せ」のみです。

    データソース: 配信情報含むデータソースを選択

  4. 下部領域で、このバースティング定義用に次の項目を入力します。

    分割 - データ・セットからの要素のうち、どれによってデータを分割するかを選択します。

    配信元 - データ・セットからの要素のうち、どれによってデータの書式を設定して配信するかを選択します。

    統合出力の有効化 - 「統合出力の有効化」オプションを選択して単一の統合レポートを生成します。

    SQL問合せ - 問合せを入力して、配信XMLを構成します。

    添付 — 外部のPDFファイルをバーストされたPDF出力に添付できます。

  5. 「レポート・プロパティ」ダイアログで、「バースティング有効化」を選択して、レポートに対してバースティングを有効にします。
分割要素と配信要素がデータベースにCLOBとして格納されるXMLドキュメントに属する場合は、「分割」フィールドと「配信元」フィールドに完全なXPATHを入力する必要があります。

バースト・エンジンを使用したPDFのレポートへの添付

顧客への請求書にPDFを添付する必要がある場合があります。バースティングの際に、これらのドキュメントを請求書に添付できるようになりました。

バースティング問合せが定義されたら、「添付」タブに添付問合せを入力できます。添付は、リポジトリのソースがWebCenterのコンテンツであると想定しています。このコンテンツは管理者がデータソースとして定義できます。
  1. 「添付」タブをクリックします。
  2. 添付リポジトリ LOVからコンテンツ・サーバー名を選択します。
  3. コンテンツ・サーバーで添付用のSQL問合せを定義します。
  4. データ・モデルに変更を加えた後、「保存」アイコンをクリックします。
  5. 「データの表示」ボタンをクリックします。
  6. 「表示」をクリックしデータを表示します。
  7. 「サンプル・データとして保存」をクリックしてデータを保存します。
  8. 作成したデータ・モデルに基づいてレポートを作成するには、「レポートの作成」をクリックします。
PDF添付は、単一のPDFファイルとして主レポートとともに受信者に配信されることに注意してください。添付ドキュメントは個別に埋め込まれず、レポートに付加されます。
PDFレポート全体を添付とともに単一の統合ファイルとして保存する場合、バースティング問合せの下にあるオプション「統合出力の有効化」をチェックします。統合出力には、レポートの順次マージと各バーストの添付が含まれます。バースティング・レポート・ジョブのスケジュールを設定するユーザー(コンシューマ・ロールを所有)と管理者は、統合出力をジョブ履歴の詳細ページに表示できます。