B Oracle Analyticsサーバーのインストールおよび構成後のJDKの更新
マシンにJDKバージョンjdk1.8.0_121がインストールされているとします。Oracle Fusion Middleware製品をインストールおよび構成する場合、構成ウィザード(config.sh|exe
)や、OPatch、RCUなどのユーティリティはデフォルトでJDK (例: jdk1.8.0_121)を指し示しています。後に、セキュリティの強化およびバグの修正が含まれる新しいバージョン、仮にjdk1.8.0_221とするJDKがOracleからリリースされることになります。既存のJDKを新しいバージョンにアップグレード可能であり、すべての製品スタックが新しいバージョンのJDKを指し示すようにできます。
複数のバージョンのJDKを保持し、必要に応じてバージョンを切り替えることができます。
- Oracle Fusion Middleware製品をインストール後のJDKの場所の更新について
RCUまたは構成ウィザードなどのOracleホームおよびドメイン・ホームのバイナリと他のメタデータおよびユーティリティ・スクリプトは、ソフトウェアのインストール時に使用されたJDKバージョンを使用し、引き続き同じバージョンのJDKを参照します。JDKパスは、JAVA_HOMEと呼ばれる変数に格納され、ORACLE_HOME/oui
ディレクトリの.globalEnv.propertiesファイルの中央に置かれています。