プロジェクト上のフィルタの作成
プロジェクトのキャンバスで、ビジュアライゼーションに表示されるデータを制限するフィルタを追加できます。
プロジェクトに複数のデータ・セットが含まれており、一部が結合されていない場合は、フィルタの使用方法に制限があります。フィルタのデータ要素が使用されていないビジュアライゼーションは、グレー表示になります。
プロジェクトまたは個々のキャンバスにフィルタを追加するかわりに、またはフィルタの追加に加えて、個々のビジュアライゼーションにフィルタを追加できます。
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「+ フィルタの追加」をクリックしてデータ要素を選択します。あるいは、「データ・パネル」からフィルタ・バーにデータ要素をドラッグ・アンド・ドロップします。
2つのデータ・セットが結合されていない場合、データ・セットのデータ要素を他方のデータ・セットのフィルタとして指定することはできません。
- フィルタ値を設定します。値の設定方法は、フィルタするデータ型によって異なります。
- 範囲フィルタを適用して、コストやオーダー数量などの列にフィルタを設定します。
- リスト・フィルタを適用して、製品カテゴリや製品名などの列にフィルタを設定します。
- 日付フィルタを適用して、出荷日やオーダー日などの列にフィルタを設定します。
- オプションで、フィルタ・バー・メニューをクリックまたは右クリックし、「式フィルタの追加」を選択します。
- オプションで、フィルタの「メニュー」をクリックし、「次により値を制限」オプションにマウス・ポインタをあわせて、このフィルタがフィルタ・バーの他のフィルタと相互作用する方法を指定します。次の点に注意してください。
- デフォルトでは、「自動」オプションにより、このフィルタでフィルタ・バーの他の関連フィルタが限定されます。
たとえば、製品カテゴリと製品名にフィルタがある場合に、製品カテゴリ・フィルタを家具と事務用品に設定すると、製品名フィルタの値選択リストのオプションが家具と事務用品の製品名に限定されます。「なし」を選択すると、この限定機能をオフにできます。
- 限定する必要がないフィルタ・バーの個々のフィルタを指定できます。
たとえば、製品カテゴリ、製品サブカテゴリ、および製品名に対するフィルタがある場合に、製品カテゴリ・フィルタの「次により値を制限」オプションで製品サブカテゴリをクリックすると、製品サブカテゴリ・フィルタにより、製品カテゴリに対する選択内容により制限された値のリストではなく、すべての値が表示されます。ただし、製品名に表示される値は製品カテゴリで選択した内容に限定されます。
- デフォルトでは、「自動」オプションにより、このフィルタでフィルタ・バーの他の関連フィルタが限定されます。
- オプションで、フィルタ・バー・メニューをクリックまたは右クリックし、「自動適用フィルタ」を選択してから、「オフ」をクリックして自動適用をオフにします。自動適用をオフにすると、各フィルタの選択項目に「適用」ボタンが表示されます。このボタンは、キャンバスのビジュアライゼーションにフィルタを適用する際にクリックする必要があります。
- フィルタ・バー・メニューをクリックまたは右クリックし、フィルタの「すべてのキャンバスに固定」を選択して、フィルタをプロジェクトのすべてのキャンバスに適用します。
フィルタ・バーに移動して、次のステップを実行することもできます。
- フィルタを選択して右クリックし、「削除」を選択してプロジェクトから削除します。
- 右クリックして「すべてのフィルタ選択項目のクリア」を選択し、フィルタ・バー内のすべてのフィルタの選択リストをクリアします。
- 右クリックして「すべてのフィルタの除去」を選択し、フィルタ・バー内のすべてのフィルタを削除します。